アッシュ&ダイヤモンド ワイナリーAshes&Diamonds Winery
アッシュ&ダイヤモンド早わかりポイント
- 「インターネット界のアカデミー賞」と評されるウェビー賞にもノミネートされた著名なクリエイター、カシー・ハレディ氏の夢が詰まったワイナリー。
- オーナーであるカシー氏の父は、ナパでプレミアムワイナリーとして有名なダリオッシュワイナリーのダリオッシュ・ハレディ氏。
- ワインメーカーは豪華二人。ニューカリフォルニアスタイルで話題の敏腕醸造家と、ドメーヌ・デュジャックなどフランス・ナパ両方で活躍中の女性醸造家。
- ダリオッシュから購入した自社畑や、ナパの歴史に残る栽培家『アロウホ』所有のビオデナミの畑など、一流畑の葡萄を使用。
カリフォルニア・ナパのメインストリート、29号線沿いにワイナリーを構えるアッシュ&ダイヤモンド。
アッシュ&ダイヤモンドは1950年代に作られたポーランド映画『灰とダイヤモンド』に由来します。その映画の一節に心を揺り動かされたオーナーのカシー・ハレディ氏が自分の心の声に従い、自身の夢であったワイナリー経営に乗り出し生まれたワイナリーです。
じつはオーナーのカシー・ハレディ氏は、2つの意外性を持った人物。
1つ目は、彼の職業。カシー氏の本職は、マルチメディアと広告業の世界で著名なクリエイター。インテル、グーグル、マイクロソフト、ユニバーサルミュージックグループ、ヴィアコム、ライブネーション、マツダなどのクライアントのブランド確立の実績は広く知られるところです。
カシー氏はその業績から「インターネット界のアカデミー賞」とも評されるウェビー賞にノミネートされ、彼の手掛けたミュージックビデオシリーズ『スーパービデオ』でMTVの年間最優秀賞も獲得しました。
そして2つ目は、カシー氏がナパでプレミアムワイナリーとして有名なダリオッシュワイナリーのオーナー、ダリオッシュ・ハレディ氏を父に持つということ。
広告や編集業で功績を上げてきたカシー氏が、次に目指したのが父と同じワイン造りへの道でした。
アッシュ&ダイヤモンドでは、樽の風味やアルコール度数が控えめで抑制の効いた1960年代のナパバレーに敬意を表したワイン造りをおこなっています。父のワイナリーダリオッシュとは異なる個性を持つ、注目度急上昇中のワイナリーです。
手掛けるのは超一流ワインメーカーの2人
アッシュ&ダイヤモンドのワインメーカーを務めるのは、ワインメーカーオブザイヤーにも選ばれた事のある大注目のスティーブ・マサイアソン氏と代々ナパでワインを造るスノーデン家のダイアナ・スノーデン氏。
スティーブ・マサイアソン氏は、自身もマサイアソンというワイナリーを持つ、話題のニューカリフォルニアスタイルの醸造家。またダイアナ・スノーデン氏はフランス/ブルゴーニュのドメーヌ・デュジャックに嫁ぎ、フランス、アメリカの両国で醸造家として活躍している事でも知られています。
2人のワインメーカーがそれぞれの得意分野を生かしたワインを手掛け、ボトルデザインも各々に異なるワインを造り出しています。
葡萄はナパなど各地の一流畑ばかり
葡萄畑は、ダリオッシュの自社畑のぶどう、アロウホが所有するビオディナミ認証レッドヘンヴィンヤード、サンタクルーズマウンテンのベイツランチと誰もがうらやむ一流畑。
ワインメーカーのスティーブ・マティアソン氏とダイアナ・スノーデン・セイセス氏は、サンタクルーズからヨントヴィルまで広がる家族経営の小規模なブドウ畑と密接に協力し、最高の葡萄から最高のワイン造りを行っています。