シェアード ノーツShared Notes
最強ワインメーカーカップルのコラボで生まれる2つのワイン
『シェアードノーツ』は、カリフォルニアのラ・ターシュの異名を持つピゾーニでワインメーカーを務めるジェフ・ピゾーニと、その妻であり新進気鋭注目の女性ワインメーカーのビビアナ・ゴンザレス・レーヴが二人で手掛ける、コラボレーションワインです。
ピゾーニと言えば、サンタ・ルチア・ハイランドで至高のピノノワールを造ると言われるゲイリー・ピゾーニが創業した人気ワイナリー。現在、父ゲイリーと兄マークとともに、弟であるジェフ・ピゾーニがワインメーカーとしてワイン造りを行っています。
かたやビビアナは、ぶどう園はほとんど存在しないと言われるコロンビア出身でありながら、サンフランシスコ クロニクル紙『ワインメーカー・オブ・ジ・イヤー』に選出された新進気鋭の女性ワインメーカー。
夫婦ともにワインメーカーとあって、収穫期は大変忙しく二人の時間が取れない程。そんな二人が2012年にスタートしたブランドが『シェアード・ノーツ』です。
シェアード・ノーツで手掛ける2種類のワインについて
『シェアード・ノーツ』はソーヴィニヨンブランにこだわり、厳選した畑から収穫したブドウから、たった数樽のみの少量生産で厳選したワインを造り上げています。
手掛けるワインは現在までぶれることなくたったの2種類。ソーヴィニヨンブランが世界に誇る、フランス・ロワールのプイィ・フュメ/サンセール・タイプと、ボルドー・ブランに代表される少量のセミヨンをブレンドするタイプの2つだけ。
今飲んでもフレッシュでそのポテンシャルは十分に感じられますが、エイジングしたらどのような味わいになるのか。今後の評価はどのように上がっていくのか。非常に楽しみなレア・ワインです。
レ ルッソン デ メートル
フランス語で『師匠の教え』を意味するこのワインは、ビビアナのボルドー修行時代の師匠・ジャン・フィリップ・マスクレフ(Ch.Haut Brion のエノロジスト)の教えと、ジェフのピーター・マイケルでの修行時代に敬意を表して造られており、ソーヴィニヨン・ブランに少量のセミヨンをブレンドしたボルドータイプ。
レ・ピエール・キ・デスィード
ワインの味わいは「土壌=石・岩が決定する。」という意味合いを込められ、岩がスタイルを「決定」するフランス・ロワール地方のピュアではっきりしたワインにインスパイアされたソーヴィニヨンブラン。