カトレアCattleya
カトレアの早わかりポイント
- ナパのプレミアムワイナリー『パルメイヤー』で手腕を振るった女性醸造家ビビアナが造るオリジナルワイン
- ワイン専門誌が『40歳以下アメリカワインの流行をリードする40人』に選出。『ワインメーカー・オブ・ジ・イヤー2015』も受賞する注目の醸造家
- 2022年ワイン・スペクテイター誌TOP100にセカンドブランドのソーヴィニヨンブランが選出!
コロンビア出身!今注目の女性醸造家がカリフォルニアで造る自身のワイン
カトレアは新進気鋭のコロンビア出身女性ワインメーカー、ビビアナ・ゴンザレス・レーヴが2012年からカリフォルニアで手掛けるオリジナルワインブランド。
ワイナリー名の『カトレア』は、ビビアナの母国コロンビアの国花に由来し、シャルドネ&ピノノワールにフォーカスしたワイン造りを行っています。
ビビアナ自身、アロマの複雑さと口当たりのテクスチャーが自分自身が造るワインの特徴だと語っており、カトレアのワインには中盤の十分に豊かな味わいと長い余韻を持たせています。
ビビアナ・ゴンザレス・レーヴについて
ビビアナ・ゴンザレス・レーヴは、80~90年代、麻薬カルテルが蔓延り、暴力と幼児誘拐が日常茶飯事だったコロンビア・メデリン市に生まれました。
コロンビアにはブドウ園はほとんど存在せず、ワインは特別な日にのみ楽しむ贅沢品でした。時折、父の飲むグラスから味わうワインの味にビビアナは魅了され、14歳になるまでには、「ワインメーカーになる」という大きな夢を持つようになりました。
ワインを学ぶ為フランスへ
ビビアナは、コロンビアで化学と国際ビジネスを学んだ後、遂にフランスへワインの勉強に旅立ちます。コニャックで栽培と醸造を学び、ボルドー大学で醸造学士を取り卒業。
ボルドーのシャトー・オー・ブリオン、ラ・ミッション・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ドミニク、コート・ロティのミッシェル&ステファン・オジェ、ドメーヌ・クルセル・ロッシェ、アルザスのドメーヌ・デュ・シュレイデッカー、ブルゴーニュのドメーヌ・デュ・ドゥヴヴェイで研修しました。
フランス人社会、家族中心のワイナリーの中で、フランス語が堪能ではないコロンビア人女性のビビアナは辛い思いもたくさん経験しましたが、身も凍るような冬に行う葡萄樹の剪定や、夏の炎天下の中で一日中行う畑仕事から、『プレミアム・ワインは、たゆまぬ畑仕事から造られる』ということを身をもって経験することができたと言います。
カリフォルニアでのワイン造り
2004年にカリフォルニアに渡ってからは、北米と南アフリカを収穫の度に行き来し、南アフリカ・タルバッハ地区のサロンバーグ・セラーや、カリフォルニアのラ・クレマ、ペイ、オー・ボン・クリマ、キュペといった有名ワイナリーで研修を積み、2009年から2012年まではリンマー・エステートでワインメーカーを務めました。
2012年には、ビビアナ自身のワインブランド『カトレア』がスタート。同時に、コンサルティングワインメーカーとして働き始めます。
ナパで有名なワイナリー、パルメイヤーがソノマ・コーストで造るプレミアム・シャルドネ&ピノノワールのブランド『ウェイフェアラー by パルメイヤー』立ち上げに2012年から6年に渡って携わり、パーカーポイント 97+点を得るまでに磨き上げました。
ソノマにおけるシャルドネ&ピノノワールの第一人者へ
ウェイフェアラーでの実績が高い評価を受け、2014年にはワインエンスージアスト誌が選ぶ『40歳以下アメリカワインの流行をリードする40人』に選出。また、2015年サンフランシスコ クロニクル紙の『ワインメーカー・オブ・ジ・イヤー』を受賞。
2017年からはパルメイヤーでも、醸造トップとして手腕を振いました。
現在は、ソノマでシャルドネ&ピノノワールを造る第一人者として自身のワイン造りに専念。カトレアの他にも、ビビアナの夫でありサンタ・ルチア・ハイランドで有名なピゾーニ&ルチアのワインメーカー、ジェフ・ピゾーニとのコラボレーション・ワイン「SharedNotes/シェアード・ノーツ」ブランドでプレミアム・ソーヴィニヨンブランを造っています。
セカンド・ブランド“アルマ・デ・カトレア”
アルマ・デ・カトレアは、『アルマ=魂』と『カトレア=コロンビアの国花』を冠したカトレアのセカンド・ブランド。
仲間と一緒に食事と共に楽しめるワインをコンセプトに、ソノマを中心としたカリフォルニアの冷涼産地から選び抜かれた畑のブドウを使い、エレガントなワインを目指しています。
2022年には、ソーヴィニヨン・ブランがワイン・スペクテイター誌TOP100の28位に選出され、その注目を増しています。