ファイヤーストーン ヴィンヤードFirestone Vineyard
サンタ・バーバラ初のエステートワイナリー
ファイヤーストーン ヴィンヤードは、1970年初頭にサンタ・バーバラ カウンティで農場を始めたレオナード・ファイヤーストーンが、サンタ・イネス・ヴァレーでワイン用のブドウを栽培したことから始まりました。
アメリカの大手タイヤメーカーのファイヤストン社を創設したハーヴィー・ファイヤーストーンの息子であるレオナードは、父の開拓精神を受け継ぎ、サンタ・イネス・ヴァレーがワイン生産地として全く認められていなかった当時、海洋性気候とその土壌がブドウの栽培に最適であることに気づき、ナパ・ヴァレーなどにある大手のワイナリーにブドウを販売するため、栽培を始めました。
サンタ・イネス・ヴァレーは、西側は大西洋に近く、東側が山に囲まれています。地域によって微気候がありますが、年間を通して穏やかな気候で、ブドウの成長期が大変長くゆっくりと完熟に向かため、大変バランスの良いブドウを作ることができます。
しばらくして息子夫婦、ブルックとケイトが加わると、ヴィンヤードはだんだんと大きくなり、彼らはサンタ・バーバラで初めてのエステートワイナリーを建てることを決心しました。2007年、ファイヤーストーンヴィンヤードは地元サンタ・バーバラの多くのブランドを束ねるフォーリーファミリーワインズの傘下に入り、その躍進を続けています。
ワインメーカーのポール・ウォーソンは、もともとビールの醸造を大学で学んでおり、ワインの醸造はビール造りのための基礎知識として捉えていました。しかし、ひと夏グロリア・フェラーでインターンを経験した際、ワイン造りのとりこになり、メリーヴェールやニュートン、トレフェッセンなど、ナパ・ヴァレーの著名なワイナリーで経験を積み、2009年にファイヤーストーンに加わりました。