ドメーヌ ・ド・ラ・コートの自社畑「ジュリエット」から収穫されたシャルドネで造られる希少ワインです!
■ワイン誌ジェームス・サックリングのコメント
「100点」。ほぼ黄金色の輝き。蜂蜜、ドライアプリコット、パイナップル、ブドウの果皮、そしてほのかに漂う塩キャラメルの香りが広がります。
フルボディで、驚くほどの奥行きと精密さを兼ね備え、その味わいは、これまでに出会った偉大なモンラッシェを思い起こさせます。しかし、残念ながら現在では価格が高騰し、なかなか手に入りません。それでも、このワインは素晴らしいフィニッシュと長い余韻を誇ります。なんというワインでしょう!今すぐ楽しんでも、熟成させても素晴らしい一本です。
■栽培について
カリフォルニア/サンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズに位置する自社畑の区画「ジュリエット」から収穫したブドウが使われています。
区画ラ・コートの真西に位置する「ジュリエット」は、シャルドネ専用の静かで落ち着いた畑です。ブドウは1メートル間隔で植えられており、非常に急峻な斜面に広がっています。
そのため、すべての作業は手作業で行わなければなりません。機械を使用しないことで土壌の踏み固めを防ぎ、結果として通気性が向上し、養分の吸収も促されます。ジュリエットのブドウの樹は収量が非常に少なく、1エーカーあたり平均わずか0.75トンの果実しか実りません。
■醸造について
優しく全房プレスし、野生酵母を用いてオーストリア産のパンチョン(大樽、500L)にて発酵。その後、オーストリア・オーク樽で10か月間熟成し、ステンレスタンクで6か月間、落ち着かせています。アルコール度13%。
■ドメーヌ・ド・ラ・コートについて
2013年初めに、全米でも秀逸なレストラン・グループのマイケル・ミーナ・グループのワイン・ディレクターのラジャ・パーと、この畑に2007年より携わり、ワインを造るサシ・ムーアマン、投資家のマーク・スティーヴェンソンの3人が共同で畑を購入し、「 ドメーヌ・ド・ラ・コート 」を設立しました。
畑は、2千5百万年前は海の底であった土壌が隆起、圧迫、堆積、経年変化した複雑な土壌で、特に2つの特筆すべき土壌からなります。
一つは、シリシャス=シレックス。結晶化したシリカ土壌で石英や玄武岩を含みます。もう一つはダイアトメイシャス=ダイアトム。海底に堆積した植物性プランクトンの化石「珪藻土」からなるスポンジ状の保温性に優れ、水はけが非常に良い土壌です。ブルゴーニュを代表とする世界の限られた場所にしかない傑出したシャルドネとピノノワールが造られる土壌です。
この秀逸なワイン畑で、有機栽培で育てたブドウから、「何も足さず、何も引かない」をモットーにテロワールの体現を手助けするワイン造りを行っています。
- Domaine De La Cote Chardonnay Juliet Sta. Rita Hills[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/サンタバーバラ/サンタリタヒルズ
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- シャルドネ100%
- 750ml