ボルドーBordeaux

元々はピション ロングヴィル バロンとひとまとまりの畑でしたが、１８６４年に分割されました。近代設備を用いながら素晴らしいワインを生んでいます。

銘醸シャトー ランシュ ムーサが２００１年から造り始めたオー メドック。ドゥニ ドゥブルドゥ－教授がコンサルタントを行っています。

熟成：オーク樽にて12カ月

着実に評価を上げているオー メドックのクリュ ブルジョワ クラス。十分なタンニンによるコクとそれでいてしなやかな舌触りが楽しめる銘品です。

土壌：砂、砂利質

ステンレスタンク（一部オーク樽にてＭＬＦ） フレンチオーク樽熟成（新樽比率35％）

銘醸地サン ジュリアンの西、サン＝ローラン村にあるメドック格付第５級シャトー。格付シャトーの中で最もお手頃な価格でありながら、上品で繊細な果実味の魅力溢れるワインです。

ガレージワインの先駆者として知られるヴァランドローが手掛ける高品質のボルドーワイン。名前の由来はパーカー氏がオーナーのジャン リュック氏をやんちゃものと評価したことに由来。

土壌：粘土石灰質

ステンレスタンク ステンレスタンク

メドック２級格付ながら良心的な価格設定で人気のデュルフォール ヴィヴァンのお手頃ワイン。スパイシーで魅惑溢れる香りが印象的。ミネラル感も感じられるワイン。

土壌：砂質、粘土質を伴った砂利質

木樽、コンクリートタンク、アンフォラ（亜硫酸無添加） イタリア製のテラコッタ（320Ｌ/750Ｌ）にて、フレンチオーク樽（新樽比率15％、225Ｌ）16カ月熟成

グラーヴの格付けシャトー、スミス オー ラフィットのセカンド ワイン。プティ オー ラフィットよりメルローの比率が高く、よりエレガントで果実味に富んだ飲みやすい１本です。

土壌：石灰質層の上に砂利、砂、小石

オーク樽にて（26－28度、4－6週間） オーク樽にて14カ月（新樽比率20％、225Ｌ）

シャトーの歴史は1740年まで遡り、1962年にダリエ家7代目ギィがシャトーを取得。ギィの長男フィリップはボルドー大学醸造学部教授でもあり、シャトーの品質責任者。栽培、醸造はギィの次男ジャン クリストフが担当。手摘み収穫後、24度のステンレスタンクで発酵と醸しを4週間実施、18ヶ月間ステンレスタンクで熟成後、瓶詰め。カシスやプルーン、ブラックベリーなど黒系果実のアロマが豊かに広がります。艶やかでシルキーな果実味と上質な酸味が調和した、優美さと甘美さを備えた味わいです。
アルコール度数：13.5％

シャトーの歴史は1740年まで遡り、1962年にダリエ家7代目ギィがシャトーを取得。ギィの長男フィリップはボルドー大学醸造学部教授でもあり、シャトーの品質責任者。栽培、醸造はギィの次男ジャン クリストフが担当。手摘み収穫後、ブドウを酸化から守るため窒素を充填した空圧式圧搾機で18時間におよぶスキンコンタクトを行い、圧搾。デブルバージュ後ステンレスタンクで発酵、6ヶ月熟成。グレープフルーツやライムなどソーヴィニヨン ブランを代表するアロマが広がり、きめ細かい酸味とふくよかな味わいが感じられます。後味にも複雑味と奥行きがあり、心地良く口の中に広がります。
アルコール度数：13.0％

格付け2級シャトー コス デス トゥールネルが造るブランのセカンドワイン。｢パゴド｣はシャトーのシンボルとなっている東洋風の塔(パゴダ)に由来。いきいきとした柑橘やオレンジの花の香りに加え、アーモンドの風味。凝縮感と厚みがあり、一口で強い印象を残す白ワインです。
アルコール度数：12.5％

シャトー ジスクールの醸造チームが厳選したワインを購入して造り出しています。2010年がファーストヴィンテージ。ジスクールの現代性と古典的味わいがリーズナブルな価格で楽しめます。ソーヴィニヨン ブランとセミヨンのブレンドで熟成はステンレスタンク。フレッシュな味わいで、いきいきとしたワインに仕上がっています。
アルコール度数：12.5％

｢赤ワインの女王｣と讃えられるボルドーの名門シャトー マルゴーの白ワイン。19世紀にはヴァン ブラン ド ソーヴィニョンの名で販売されており、1920年から現在のパヴィヨン ブランに改名されました。11haに植えられたソーヴィニョン ブラン100％で造られるワインです。いきいきとしたフレッシュな果実味と、程良いミネラルを思わせる要素がワインを引き締め、優美なバランスを持った上質なワインです。
アルコール度数：13.5％

発酵には小さなコンクリートタンクを使用し、プロットごとに行っています。熟成は新樽50％で、18ヶ月間です。ブルーベリー、ナツメグ、ヴァニラに加え、清涼感のあるミントの香り。なめらかなタンニンが口の中に広がり、果実の甘みとボリューム感がありながらも重さは感じられないエレガントな味わいです。
アルコール度数：13.5％

サン・テミリオン グラン クリュ。1997年にアランレイノーの所有になり、急速に品質向上を果たしました。2008年にLVMHのベルナール アルノー会長とベルギーの実業家アルベール フレール氏に買収されました。
アルコール度数：13.0％

ガロンヌ河を挟んでソーテルヌの対岸に広がる小さなアペラシオン、ルピアック。シャトーの歴史は長く18世紀から極甘口ワインが造られていた史実が残っています。1962年にダリエ家7代目がシャトーを取得。当主の息子で品質責任者のフィリップは、ボルドー大学の教授。白ワインの権威と呼ばれた故ドゥニ デュブルデュー教授の右腕として活躍し、実家であるルーケットの醸造を担当しています。アプリコットや西洋サンザシ(白い花)、アカシアの蜂蜜などの複雑なアロマを感じ、補糖をしていないが故の天然ブドウ由来の上質な甘味は、価格を考えると充分な納得感が得られます。
アルコール度数：13.0％

AOCペサック・レオニャンのクリュ クラッセに認定されており、レオニャン村の北西に92haの広大なブドウ畑を所有するシャトー。樽と大樽を使用し10ヶ月間熟成。新樽比率は25％。アタックは力強いが丸味のある口当たりで、非常に強い凝縮感。しっかりした酸によりバランスがとれ、上品な余韻が続きます。
アルコール度数：13.0％

中世のボルドーがギュイエンヌ州と呼ばれ、イギリス領であった時代(12世紀)の文献にも登場する程由緒正しきシャトー。その後幾多の所有者の変遷を経て1855年には名誉ある3級の格付けを得るに至りました。シャトー ディッサンのセカンドワイン。平均樹齢35年。土壌は砂利質で小石交じりの粘土質です。カシスやベリー系果実の香りがあり、程良い樽香がアクセントとなっています。
アルコール度数：13.0％

1862年にアルフレッド ド リューズ男爵が購入して以来、6世代に渡り家族経営を貫いているシャトーです。所有する32haの畑にはカベルネ70％、メルロ30％が栽培されており、毎年高いカベルネ比率で造られます。ACマルゴーならではの繊細で調和のとれた味わい。いきいきとしたジューシーな果実味ときめ細かなタンニンが口中に広がり、メルロの丸みが見事なバランスをとっています。
アルコール度数：13.0％

メドック格付け3級。1552年にボルドーの商人が｢ジスクーツ｣の館を購入、周囲にブドウの樹を植えたことから始まり、今ではマルゴーで最も広い畑を所有するシャトーのひとつで、古くから高い人気を誇ってきました。区画毎にステンレスとコンクリートタンクで醸造し、新樽比率50％で17ヶ月間の樽熟成。マルゴー村ならではの繊細さを内に秘めつつ、色濃く、厚みがあり、果実香豊かで芳醇です。
アルコール度数：13.5％

メドック格付け2級レオヴィル ラス カーズのセカンドラベル。2007年がファーストヴィンテージで、ラス カーズの区画の若木から造られています。ジューシーで、チェリーやスミレ、赤スグリなどの香りが豊か。いきいきとした酸が心地良い余韻をもたらしています。
アルコール度数：13.0％