ブルゴーニュBourgogne

エレガントで白い花のような華やかな香り。豊かに口に広がり、フランジパーヌ（アーモンドクリームの入った洋菓子）のローストしたアーモンド、カシューナッツの複雑な香り。バランスは既にほぼ完璧である。ひと昔前で言うと暖かいガレット・デ・ロワのようなトースト香や、またグレープフルーツのような苦味も少し感じる。辛抱強く数年待った方がより花開いた状態で美味しい。

近年、赤ワインに限って1級に昇格を果たしたクリマ。1級コルヴェに隣接し、緩やかな南向き斜面になっている。香り高く、フルーティなアロマをもち、しばしば湿った下草の風味も感じられる。ローストした鶏肉やキノコ料理、強めのチーズにも十分対抗し得る。

上品で、赤いベリー、ザクロ、生のココア、シダ―が香る。ピュアでストラクチャーのしっかりしたワイン。柔らかいタンニン、酸、エレガントな余韻。長熟タイプ。

クロ・デ・ランブレイの下にある緩やかな斜面の1級。みずはけの良い土壌で、繊細で官能的なワイン。

1936年、1952年に植樹。畑はフォコニエールより2/3、シュヌヴリー1/3で構成される。高い複雑味をもち、酸のうまみが飲み飽きしない酒質を生む。果実にもまろやかさがある。

1957年に植樹。ラトリシエール、シャルム、クロ・ド・ラ・ロッシュの３つのグラン・クリュに囲まれている。緩やかな斜面で、土壌は砂、粘土、シストで構成。ワインは濃くエレガントで、深みがあり複雑みに富む。

樹齢50年以上のブドウを購入。柔らかく繊細な色調。オレンジやバラのアロマを漂わせ、フルーツ味もたっぷり。

0.8ヘクタール、5000本に相当する面積。ドメーヌの建物の前の、とても日当たりの良い畑。そのため繊細さ、優雅さが特に際立つワインとなる。

03年に取得し、99～03年まではネゴスのモレイ・ブランだったが、04年からドメーヌものになったクリマ。表土は浅く、かなり赤っぽい土。フィネスとエレガンスがあり、ビロードのように滑らかだが、比較的パワフルなボディを備えている。

2012年は、ボーヌ１級の2つの畑（エグロとグレーヴ）の収量が少なかったため、アッサンブラージュして畑名なしの1級とした。エグロの特徴である、赤い果実をかみ砕いたようなフレッシュな果実味と、グレーヴの特徴である複雑味と余韻の長さ、この両方がうまく出てきており、深みと広がりのある味わいに仕上がっている。

古くからピュリニーに本拠地を置くドメーヌで、創設者はピュリニー村の村長だった時に村名をピュリニー・モンラッシェ村とする正式な許可を得た人物。ポマール北西のナントゥ―村の斜面｢アン ボワ ギユマン｣区画と一部その向かいの斜面の｢スー ラ ロッシュ｣区画のブドウを使用。樽で発酵、シュール リーで8ヶ月熟成、その後タンクで3ヶ月熟成させます。柑橘類やモモなどのピュアでエレガントな果実味と丸みがありミネラルを思わせる豊かな風味が特徴です。いきいきとした酸の心地よさがあり、若いうちから魅力を放つバランスの良いワインです。
アルコール度数：13.0％

ドメーヌ ベルサンはサン・ブリでも最も名の知られた生産者のひとつ。ワインの熟成に最適な条件を備えた、11-12世紀に建てられたと言われるセラーを持ち、豊かな果実味とアロマを持つワインを造っています。2009年よりビオロジック農法に転換。2012年に認証を取得。冷涼な気候と石灰質や粘土質の土壌のおかげでミネラルを思わせる風味・果実味・ストラクチャー・深み・酸味の絶妙なバランスが取れたワインが造られます。北の産地らしいフレッシュ感もありながら、樽での熟成によって厚み、複雑味があり、コート ド ボーヌを思わせる満足度の高いキュヴェ。

ドメーヌ ベルサンはサン・ブリでも最も名の知られた生産者のひとつ。ワインの熟成に最適な条件を備えた、11-12世紀に建てられたと言われるセラーを持ち、豊かな果実味とアロマを持つワインを造っています。2009年よりビオロジック農法に転換。2012年に認証を取得。冷涼な気候と石灰質や粘土質の土壌のおかげでミネラルを思わせる風味・果実味・ストラクチャー・深み・酸味の絶妙なバランスが取れたワインが造られます。豊かな果実味と溶け込んだタンニンを持ち、若いうちから気軽に楽しめます。

ムルソー村で1876年にアルベール グリヴォーによって創立されたドメーヌ。現在は孫のミッシェル バルデがワイン造りを行なっています。ドメーヌの目の前に広がる2.5haの｢クロ デュ ミュルジェ｣は1.5haは村名ムルソー、1haはブルゴーニュACに格付けされます。このワインはブルゴーニュAC格付けのワインです。アーモンドやヘーゼルナッツなど芳醇なアロマと豊かでいきいきとした味わいが楽しめます。

グラン・オーセロワ地区の中でもシャブリに程近い場所にあるシトリのドメーヌ。2世紀以上前からブドウ栽培に関わってきた家系で、現在はエドモンの息子のフランクとセバスチャンが兄弟でドメーヌを担っています。サシーを100％使用した稀少なキュヴェ。平均樹齢50年ほど。収量を制限することで良く熟し、他の品種とは異なる個性を持ったワインに仕上がります。野生酵母でタンク発酵、タンクで8ヶ月熟成。柑橘果実のフレッシュな果実味とスパイスを感じる軽やかでいきいきとしたワイン。ヨードの風味があり、適度なふくよかさも感じる心地良い味わい。

古くからピュリニーに本拠地を置くドメーヌで、創設者はピュリニー村の村長だった時に村名をピュリニー・モンラッシェ村とする正式な許可を得た人物。1988年に植えられた、メルキュレとの境目にある丘の上に位置している畑。樽で8ヶ月(新樽率10％)、タンクで3ヶ月熟成させます。ジューシーな白桃にリンゴ黄色い花の豊かな香り。たっぷりとした果実味とフレッシュさとミネラルを思わせる風味があり見事にバランスが取れたワインです。
アルコール度数：13.0％

古くからピュリニーに本拠地を置くドメーヌで、創設者はピュリニー村の村長だった時に村名をピュリニー・モンラッシェ村とする正式な許可を得た人物。主にピュリニー・モンラッシェ村の｢クロ ド ラ コンブ｣の畑のブドウから造られます。オーク樽で発酵後、8ヶ月熟成させ、その後ステンレスタンクで3ヶ月熟成させます。白い花の香りと豊かな果実味がエレガント。程良い樽香がバランス良く心地良いフィニッシュ。若いうちから楽しめます。
アルコール度数：13.0％