ブルゴーニュBourgogne

バタイエールはオー・ヴェルジュレスの中に位置するアルベール・モロのモノポール畑。以前は石垣に囲まれており「クロ・バタイエール」と呼ばれ、1855年にドクター・ラヴェルがサヴィニーにおける最高の畑と記している。とても香り高く、ラズベリーや赤スグリのチャーミングなフレーバーがあり、繊細さと力強さを兼ね備えている。

バタイエールはオー・ヴェルジュレスの中に位置するアルベール・モロのモノポール畑。以前は石垣に囲まれており「クロ・バタイエール」と呼ばれ、1855年にドクター・ラヴェルがサヴィニーにおける最高の畑と記している。

特級コルトンの中でもクロ・デュ・ロワと並んで高品質のワインを生み、肉付きよく、タンニンの柔らかなスタイル。樹齢60年という古木のため、凝縮感溢れるワインとなる。霜降り肉をスキヤキや鉄板焼きで。あるいはソフトなチーズとともに。

2012年ヴィンテージから造り始めた比較的新しいキュヴェ。39アールの2区画。新樽は３５％使用（７樽中２樽が新樽）。小石の多い土壌ながらストラクチャのしっかりした骨太な酒質ノワインが生まれる。果実の成熟味も良くわかる。

一部全房での醸造を行い、フレッシュさとともに複雑味を伴う村名ヴォルネイ。鮮やかで深い色合い。赤スグリやラズベリーの心地よいフルーツ香。果実味の凝縮感は十分にあり、キメの細かなタンニンとバランスのよい酸味が全体を引き締める。

実際にはラドワ・セリニー村に属する1級畑ながらアロース・コルトンを名乗る。特級コルトン・レ・グランド・ロリエールの真下に位置し、ニュダン家が代々所有してきた区画。エレガントかつストラクチャーがあり、長期の熟成にも耐え得る。

ニュダン家が近年手に入れたアロース・コルトンのモノポール（単独所有畑）。周囲が石垣で囲まれている。コルトンの丘の麓に位置し、緩やかな南東向き斜面になっている。ボディは厚く、柔らかいもののしっかりと感じられるタンニン。野バトや青首ガモなどジビエと合わせてみたい。

高級品種の「シャルドネ種」１００％で造られたブルゴーニュの辛口白ワイン。ソフトなアロマが心地よく、フルーティで爽やかな味わいが素晴らしい逸品です。

土壌：粘土石灰質

ステンレスタンク 75％、オーク樽（228Ｌ） 25％ 75％はステンレスタンク 9カ月、25％はオーク樽（228Ｌ、新樽は使用せず） 9カ月

ムルソーの老舗ドメーヌで現在はミシェル アンポーが引継ぎ、ゆっくりとカーヴで熟成させたワインを出荷しています。熟成感を楽しめ、まさに今が飲み頃でもありながら、更なる熟成も期待できます。

シュタイナーに傾倒し、52才でワインの世界に転身したピエール フナルが2009年に興したドメーヌ。心地よい果実味と自然派ならではの出汁のような旨味、体にしみこむような飲み心地のワインを造っています。「ル シャルルマーニュ」区画の樹齢75年の古樹のブドウ。明るい色の泥土質粘土で密度が高い土壌の為、耕作が難しく、馬で耕作しています。全房で圧搾。1-3年使用の228L樽で発酵、シュール リーで18ヶ月熟成。凝縮した果実にバターやブリオッシュが繊細に香ります。口あたりは複雑でふくよか、ドライフルーツやアーモンドのニュアンス。非常に長く正確な余韻が楽しめます。長熟が楽しみなワイン。

創業1731年。コート ドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌ。1995年にアンリオ家が経営を引継ぎ、最新施設でワイン造りを行う。2015年環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。コート ドール地区からのブドウを主に使用。区画ごとのタイミングで収穫後、1時間以内にカーヴに到着し、選果の徹底を行う。4年使用のフレンチオークで7-8ヶ月熟成爽やかな酸味、厚みのある果実味やミネラルを思わせる風味などのバランスがとれ、優れたコストパフォーマンスを実現しています。
アルコール度数：12.5％

村のボーヌ寄りに位置する1級畑の中で、一際優れているのがエプノ。反対側の丘に君臨するリュジアンと比較して、タンニンは細やかでフェミニンなスタイルだが、土壌にはやはりクラス・ド・フェール（酸化した鉄分を多く含んだ小石）が見られる。リュジアンはパワフルすぎるという方にお薦めのクリマ。

ニュダン家が近年手に入れたアロース・コルトンのモノポール（単独所有畑）。周囲が石垣で囲まれている。コルトンの丘の麓に位置し、緩やかな南東向き斜面になっている。ボディは厚く、柔らかいもののしっかりと感じられるタンニン。野バトや青首ガモなどジビエと合わせてみたい。

優れた生産者と強固な関係を築き、ブルゴーニュを中心にクルチエとして活躍するエルヴェ ケルランが造る高品質なワイン。自社畑と自らが栽培、収穫を行う買いブドウからワインを造っています。ジュヴレ シャンベルタン村の村名畑レ プラティエールやグラン シャンに隣接するレジョナル畑「オー プルニエ」。除梗しタンクで発酵、樽(新樽率30％)で12ヶ月熟成。熟した果実味と適度な酸、なめらかなタンニン。バランスがよく、豊かな広がりと骨格があり繊細さと力強さを兼ね備えています。ジュヴレ村名にも劣らないレジョナルワイン。
アルコール度数：13.0％

創業1731年。コート ドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌ。1995年にアンリオ家が経営を引継ぎ、最新施設でワイン造りを行う。2015年環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。区画ごとのタイミングで収穫後、1時間以内にカーヴに到着し、選果の徹底を行う。5年使用のフレンチオークで14ヶ月(新樽20％)熟成。派手さはないが安定感のある堅実な味わい。赤や黒のベリー系果実の入り混じった魅力的な香りが豊かで、サクランボの種を思わせるような木質系のタンニンがワインが骨格を形成しています。数年の熟成で丸みが出て向上します。
アルコール度数：13.5％

15世紀からワイン造りに携わる家系で、ジャン ラキエにより1961年ドメーヌ設立。1990年に息子のフランソワ夫婦がドメーヌを引継ぎました。ブルゴーニュ最大の赤ワイン生産地、メルキュレで高評価を得ています。
アルコール度数：13.5％

ムルソー脇の畑。2011年から2016年は雹や霜などの被害があり生産しなかった。赤い果実の深いアロマには清涼感がある。ミネラル味が強く酸はハツラツとしており、フレッシュな果実の印象。

創業1731年。コートドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌ。1995年にアンリオ家が経営を引継ぎ、最新施設でワイン造りを行う。2015年環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。１３ｋｇの小型の収穫かごを使用。区画ごとのタイミングで収穫後、１時間以内にカーヴに到着し、選果の徹底を行う。4年使用のフレンチオークで12ヶ月(新樽15％)熟成フルーツと花の華やかなブーケとトーストの印象。リッチで滑らかな味わい。
アルコール度数：14.5％

ムルソーの老舗ドメーヌで現在はミシェル アンポーが引継ぎ、ゆっくりとカーヴで熟成させたワインを出荷しています。エキュソーはモンテリー隣接し、ボーヌからムルソーへ抜ける道に挟まれたところにある区画。グラスから広がる香りのボリューム感が素晴らしく、ポプリやお香、熟成した中国茶のような高貴な香り。口に含むと構成要素が複雑で緻密、旨味の塊。スケール感の大きさに驚かされる。長い余韻。
アルコール度数：13.0％