ブルゴーニュBourgogne

ラテン語で果実が植えられた場所を意味するシャサーニュ一級畑。一級畑Chenevottesと地続きで表土が深く肥沃な土壌。植樹は2004年。

ピノ・ノワールをコルドンに剪定して樹勢を抑え、凝縮感のある赤ワインを造る。とくにこの村名シャサーニュ・モンラッシェは樹齢が45年と比較的高く、しっかりとした果実味が印象的。滑らかな舌触りをもつエレガントなワインに仕上がっている。

リリースと同時に飲んでもフレッシュさと果実味が楽しめる丸みがありキャンディの香り。

ピュリニーのグラン・クリュを見下ろすこの畑は、シャン・ガンのすぐ向かいに位置する。この畑名は、敷地内にある小石が犬の歯のように尖っていることに由来。ドメーヌは2013年にこの区画を取得。ピタンジェに比べるとより丸みがあり、リッチで、素晴らしい深みがある。

軽めの酸がフレッシュさをもたらす繊細なワイン。

樹齢35年だが、このドメーヌではこの樹齢は若木なのだという。もともと1級のドミノードと同じ区画でアッサンブラージュされていたが、若木である事から別醸造する事になった。赤いフレッシュ果実とミネラル味の強い味わい。ピュアでフレッシュな印象。

樹齢が大変高く、最も古い木は100年以上(1902年に植樹)という超古木。毎年50-80本の木を植え替えている。複雑味に富み、多くの要素を含む。果実、タンニン、酸も圧倒的な濃縮味でかつ、成熟味が強い。

村の中央近く、ロワン川沿いのLes Saucour、ペルナン・ヴェルジュレスに近い丘の中部"Les Gollardes"、その丘の更に上部のLes Goudelettesと合わせて0.56haの3つの異なる土壌の区画から収穫されている。約10％~15％の新樽率で12ヶ月の樽熟成の後、さらに6ヶ月イノックスで熟成。

ネクタリンとアプリコット、甘いスパイスの混じるヴォリュームたっぷりの香りを醸し出す。口に含むと濃縮感があり、しっかりとしたマチエールがある。ジンジャー、ピーチ、スパイスのニュアンスの後、スモーキーな余韻が広がる。

摘みたての赤い果実のジューシーな香り。空気に触れるとスパイシーでウッディなニュアンスが現れる。ベリーの皮を噛んだ時のような繊細で歯ごたえのある口当たり。果実味に溢れたゆったりと広がるグラン・クリュ。

ニュイ・サン・ジョルジュ1級クロ・ド・ラ・マレシャルの下に位置するコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの畑。色は深いルビー色をし、ダークチェリーのアロマが広がる。ミディアムボディでタンニンは丸く、アフターに香ばしいカカオのフレーバー。

やや南寄り、国道沿に近い区画でLes Boudes bassesと呼ばれている区画を所有。斜面と垂直に細長い150メートルの区画なので上部は石灰を多く含み、下部に行くほど粘土質が強くなる3タイプの土壌をアッサンブラージュしている。約10％～15％の新樽率で12ヶ月の樽熟成の後、さらに6ヶ月イノックスで熟成。

元シャルル・ノエラの畑だけに、ひとつの区画はドメーヌ・ルロワとアラン・ユドロ・ノエラに挟まれた、クロの最上部。シャトーの真裏に位置する。石垣の向こうはグランゼシェゾー。もう１区画は中腹に。好条件に恵まれたクロ・ヴージョであり、肉付き良く、堅牢な骨組み。スパイシーで土っぽいニュアンスをアフターに残す。

牡丹のような、非常に香り高い花の香り。空気に触れ、スパイシーな香りの後に深く赤い果実が現れ出る。口に含むとクラシカルで、まろやかな生き生きとした口当たり。ボリューム感たっぷりの快活なヴォルネイ。

ワイルドベリーのニュアンスの混ざったクローブとペッパーが立ち昇るスパイシーな香り。空気に触れると徐々にフルーツの香りが現れ出る。その香り通りの味わいで、こくがあり、生命力に溢れる。ローストした肉にぴったり。

区画はコルトンの丘の中腹にある、クラプスエとヴァロズィエール。ダークチェリー、ラズベリーの果実香に甘草を思わせるスパイシーさ。コルトンらしい引き締まった味わいで、力強く男性的。長期熟成のポテンシャルは高い。