自社畑ゲイリーズ・ヴィンヤードのピノノワール100%で造られる希少なワイン!!
■生産者のコメント
深いルビー色がグラスの縁に輝きます。ブラックチェリー、潰したストロベリー、白い花の香りが主に立ち上がり、その後、二次的な香りであるフレッシュな杉、クローブ、セージなどのスパイスが現れます。
冷たい霧と風の影響を受け、砂質ローム土壌に深く根を張った葡萄は、ゆっくりとしたペースで完熟することにより、ワインは別格な深みと凝縮感を持ちます。グラスの中で時間が経つにつれて、タンニンが柔らかくなり始め、ソフトでエレガントな親しみやすさへと変化していきます。
■畑について
自社畑ゲイリーズ・ヴィンヤード100%。ゲイリー・ピゾーニが幼馴染ゲイリー・フランキオーニと共に共同経営している畑です。
カリフォルニア/モントレーのサンタ・ルチア・ハイランズは、26kmの横幅があり、そのちょうど中央部にゲイリーズ・ヴィンヤードは位置します。標高40-120mの東向きなだらかな斜面、古代の河の沖積ローム土壌をもつ畑(20ha)です。
1997年に植樹開始、ほとんどがピノノワール、少量のシラーの区画があります。モントレー湾からの冷たい霧が夜から朝まで、すっぽりと畑を包みますが、日中は晴れ上がり、たっぷりとした日照を享受するため、長い生育期間を確保し、ゆっくりと完熟します。秀逸な酸が特徴です。
■醸造について
ブドウを手摘み収穫し、厳しい選果の後、天然酵母で発酵。フレンチオーク樽(55%新樽)にて11カ月間熟成しています。
■ルチアについて
ルチアは、2000年から始まったモントレーのサンタ・ルチア・ハイランズを代表する生産者「ピゾーニ」の姉妹ブランドです。
AVA(アメリカ政府承認ぶどう栽培地域)名のワインでは、ブドウ栽培農家などからの購入葡萄が使われる他のワイナリーもある中、ピゾーニが手掛けるブランド「Lucia(ルチア)」では、銘醸畑として知られる3つの自社畑「ピゾーニ」、「ゲイリーズ」、「ソベラネス」の葡萄をブレンドしワインが造られています。2021年より、そのことを従来より強調したワイン名ルチア・バイ・ピゾーニとなりました。
余談ですが、
1980年代から1990年代にかけて、ピーター・マイケル、コスタ・ブラウン、シドゥーリ、パッツ&ホール、ミウラ、オーハイ、アルカディアンなどの著名ワイナリーが、ピゾーニ・ヴィンヤード(自社畑)から高い評価のピノノワールを造り、一気にピゾーニ・ヴィンヤードの名声が高まりました。
そして現在、ピゾーニ・ヴィンヤードから自社瓶詰ワインを生産し「ピゾーニ・ピゾーニ」と親しまれ、ワインラバー垂涎のワインとしての地位を確立しています。
- Lucia Pinot Noir Garys' Vineyard Santa Lucia Highlands[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/モントレー/サンタルチアハイランズ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る
- 750ml