ターリー・ワイン・セラーズが造る、このカリフォルニアで有名なプロヴァンス風ロゼワインは、設立者ラリー・ターリーの長女であるクリスティーナが、ニューヨークでソムリエとして働いていた時に考案されました。
クリスティーナは、このロゼ・ワインの成功をきっかけに、フォーブス誌の「30歳未満の特筆すべき30人」や、ワイン・エンスージアスト誌の「ワイン業界で活躍する40歳未満の40人」に名を連ね、注目を集めました。
■生産者のコメント
淡く繊細なピンク色で、プロヴァンスのバラのような柔らかなピーチの色調。香りは繊細ですが魅力的で、ハイビスカスの花と塩漬けのネクタリンを思わせます。口当たりは爽やかでドライな印象ですが滑らかさがあり、野いちご、白桃、バラの花びらの味わいが広がります。
■畑について
この鮮やかでドライなロゼワインを造るために、ターリーでつかわれるジンファンデルの樹からいくつかを選んで葡萄を早摘みしています。
■醸造について
手摘みで収穫し、天然酵母で発酵。熟成はフレンチオーク古樽100%で7か月熟成し、無清澄で瓶詰めしています。アルコール度12%。
■ターリー・ワイン・セラーズについて
ジンファンデルとプティ・シラーのトップ生産者として知られるターリー・ワイン・セラーズは、フロッグス・リープの設立者の一人であるラリー・ターリーが1993年にセントヘレナで設立しました。
カベルネ、ピノ・ノワール等の人気品種におされ伐採を危惧され、失われつつあったオールド・ヴァイン(古木)のジンファンデルに可能性を感じ、それに特化したブティックワイナリーをやりたいと考えたラリーが自身のワインビジネスの原点であるフロッグス・リープを離れた事から始まりました。
ラリー氏は単独でこのジンファンデルの畑を保護管理した事で多大な信頼を集めています。荒れきったオールド・ヴァインのジンファンデルの畑を再生する鍵はフロッグス・リープで取り入れていたオーガニック農法と考えるラリーの理念の元、ターリーは、今も昔も畑と葡萄の育成に非常に細やかな管理を行っています。
自社畑は、ジンファンデルとプティ・シラーの単一葡萄畑を約30保有しており、全てアメリカ農業省認定の有機認証機関California Certified Organic Farmersによって認定されています。
- Turley Wine Cellars Rose Zinfandel[2022]
- アメリカ/カリフォルニア
- スティル ワイン色: ロゼワイン甘-辛: 辛口
- ジンファンデル
- 750ml