ブルゴーニュBourgogne

赤い果実の第一アロマはやや控えめだが、将来有望。絹のようなタンニンで滑らかな口当たり。リッチさとバランスの良さが、素晴らしい長熟ワインであることを期待させる。

1級ヴェエルジュレスの真下に位置する村名区画ブーティエールから。粘土の強い、重い土壌に植えられたシャルドネから、リッチで粘着性の強いワインが生まれる。ピーチ、蜂蜜、アカシアの花の華やかなアロマ。酸味は穏やかで、若いうちから飲みやすい。

アロース・コルトンの畑はパトリック・ジャヴィリエ夫人の実家から。泥灰土が混じった粘土石灰質の土壌で、なかなか堅牢なスタイルのワインを生む。香りは赤い果実にブラックベリーやカシスといった黒い果実が混じった印象。チャーミング。

1957年にあまり陽の当らない標高280mの小さな谷に植えられたブドウ。ブドウの成熟は遅め。独特なテロワールの古木から来るアロマティックなピュアさを保つため、ステンレスタンクでシュール・リーにて1年熟成。輝きのある黄金色。ミネラルを感じる力強いアロマ。無駄がなくエレガント、引き締まった、塩気を感じるフィニッシュ。

南東向きで標高約360mの丘の中腹に位置する。ブドウの成熟度が非常に高い。深い黄金色。力強く濃厚なアロマにほのかな樽のニュアンス。口に含むとまろやかで調和のとれた印象に、複雑なアロマが広がる。熟したブドウに芳醇な樽の風味が溶け込む。余韻は長い。

1959年に植えたブドウ畑。クロ・サン・ドニのふもとに位置する緩やかな斜面、小さな小石が詰まった粘土石灰岩の土壌。若いときから開いており、非常に飲みやすい。赤い果実が特徴的。

クロ・デ・ランブレイの下にある緩やかな斜面の1級。みずはけの良い土壌で、繊細で官能的なワイン。

1936年、1952年に植樹。畑はフォコニエールより2/3、シュヌヴリー1/3で構成される。高い複雑味をもち、酸のうまみが飲み飽きしない酒質を生む。果実にもまろやかさがある。

1957年に植樹。ラトリシエール、シャルム、クロ・ド・ラ・ロッシュの３つのグラン・クリュに囲まれている。緩やかな斜面で、土壌は砂、粘土、シストで構成。ワインは濃くエレガントで、深みがあり複雑みに富む。

1948年に植樹。土壌はクロ・ド・ラ・ロッシュよりも深く、粘土、石灰岩と砂で構成。シャルム・シャンベルタンの南にあるレ・コンボットの隣に位置する。花の香りが特徴的でエレガントで繊細。魅力的なグラン・クリュにふさわしい余韻の長さ。

ワインは様々なミネラル化合物のため、色調は濃く、タンニンは濃縮され絹のよう。長期熟成のためにつくられた素晴らしいワイン。

樹齢50年以上のブドウを購入。柔らかく繊細な色調。オレンジやバラのアロマを漂わせ、フルーツ味もたっぷり。

創業1731年。コートドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌ。1995年にアンリオ家が経営を引継ぎ、最新施設でワイン造りを行う。2015年環境に配慮した農法レベル3の認証を受けました。
アルコール度数：13.0％

0.8ヘクタール、5000本に相当する面積。ドメーヌの建物の前の、とても日当たりの良い畑。そのため繊細さ、優雅さが特に際立つワインとなる。

クロ・ボーレの隣。粘土質な土壌がワインにより濃密なタンニンを与えてくれる。

モレ・サン・ドニ1級の古いブドウ樹に隣接する畑のブドウを購入。1970年代に植えられたもの。味わいは奥行があり、フルーティでシルクのようなタンニンがある。

クロ・デ・ランブレイの下にある緩やかな斜面の1級。みずはけの良い土壌で、繊細で官能的なワイン。

洗練され、複雑。これがニュイ・サン・ジョルジュの2大クオリティである。強く暗い色、果実とスパイス、キノコのパワフルなアロマを持つ。ニュイ・サン・ジョルジュはタンニンが特徴的な“体格のいい”ワインで長熟に向いている。あらゆるジビエ料理、肉料理、チーズに合い、その存在感を発揮するだろう。