商品情報
リッポンの自社畑で育った成熟したブドウの木から収穫されたブドウで造られるソーヴィニヨン・ブランです!
■著名なワイン誌ワイン・アドヴォケイトのコメント
「94点」。このワインは、畳や麦わら、炙ったレモングラス、そして塩気を感じさせる香りから始まります。口に含むと、凝縮感のある豊かな質感が広がり、まるで織物のように繊細で滑らかなテクスチャーを感じさせます。この特性は香りにも表れていますが、口の中では非常にバランスよく馴染みます。
味わいは旨味があり、喉越しは豊かで厚みがありながら、やわらかなグリーンリーフのニュアンスがフィニッシュを爽やかにまとめています。さらに、蜜蝋、レモンシャーベット、ほのかなジュニパーのアクセントが重なり、奥行きのある風味を生み出しています。飲み頃2023~2032年。(レヴュー:Erin Larkin 2023年12月15日)
■栽培について
ニュージーランド/セントラル・オタゴにあるリッポンの自社畑から収穫したブドウが使われています。バイオダイナミック農法。1987~1993年に植樹。土壌は古代火山噴出によるシスト(片岩)、礫質土壌です。
■醸造について
手摘みで収穫後に、野生酵母にて225Lのフレンチオーク古樽50%と、3300Lのステンレスタンク50%で発酵し、その後、ステンレスタンクで熟成させます。瓶詰め時のフィルタリング(濾過)を行っています。アルコール度13%。
このワインの50%は、フレンチオークの古樽で発酵させていますが、これはオークの風味を加えるためではなく、樽の形状を活かすためです。発酵中、ワインと澱(おり)がしっかりと触れ合い、自然酵母によるゆっくりとした発酵プロセスの中で、澱が穏やかに攪拌されることで、奥行きのある口当たりの豊かさが生み出されています。
■リッポンについて
「ニュージーランドの大自然が生み出す特別なワイン」
ニュージーランド南島の美しいワナカ湖畔に広がるリッポン・ヴィンヤードは、100年以上にわたりミルズ家が大切に守り続けてきた土地で、ワインを生み出すワイナリーです。
ミルズ家は1912年から4世代にわたりこの土地を管理し、1982年にロルフ・ミルズ氏がブドウの植樹を開始しました。当時、ワナカ周辺はまだワイン産地として確立されていませんでしたが、彼はこの土地のポテンシャルを信じ、畑を開墾。そして1989年、リッポン初のワインをリリースしました。
その後、2002年からは4代目である現当主のニック・ミルズ氏がワイナリーに戻り、ワイン造りの指揮を執るようになり、リッポンはニュージーランドでも特に個性的なワインを生み出すワイナリーとして、さらに高く評価されるようになりました。
リッポンが位置する土地は、南アルプスを望む絶景のロケーションにあり、シスト(片岩土壌)や大陸性気候、ワナカ湖の近接性の恩恵を受けています。この特別な環境が、リッポンのワインに複雑で奥深い味わいをもたらします。
「バイオダイナミック農法(ビオディナミ)へのこだわり」
リッポンでは、農薬や化学肥料に頼らず、自然の力を最大限に生かした「バイオダイナミック農法」を実践しています。これは、土壌や植物の生命力を高めることで、より純粋なテロワールの個性をワインに表現する手法です。
ブドウは畑ごとに個性を持ち、それぞれの区画の特徴を活かした栽培を行っています。土壌の力を信じ、人の介入を最小限に抑えることで、土地本来のエネルギーを感じられるワインが生まれるのです。
「自然なワイン造り」
醸造においても、リッポンは【ワインは土地と人々の産物である】という考え方を大切にしています。最小限の介入と野生酵母による発酵により、リッポンの土地が持つ個性をそのままワインに表現しています。こうして生まれたワインは、ピノノワールをはじめ、リースリング、ゲヴュルツトラミネールなど、どれもリッポンならではの風味を持っています。
ニュージーランドの大自然とミルズ家の情熱が生み出す、リッポンのワイン。ぜひ、その一杯に込められたストーリーを体験してみませんか?
基本情報
英語名 |
Rippon Sauvignon Blanc[2022] |
生産地 |
ニュージーランド/セントラルオタゴ/レイクワナカ |
生産年 |
2022 |
生産者 |
リッポン ヴィンヤード アンド ワイナリー ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
ソーヴィニヨンブラン100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:94点ニック・ストック:95点 |