試飲会で見つけた、スタッフ・おすすめワイン!
ルーウィンのフラグシップ「アートシリーズ・カベルネ」と同じ醸造方法で造られた、セカンド的ワインです。
■生産者のコメント
このワインの香りは、スミレやラベンダーが際立つ、鮮やかで芳香豊かで香水のような香りがあります。深く濃厚な果実味の核があり、カシスやブルーベリーに包まれています。カシア(クスノキ科の常緑高木)、ローリエ、ドライセージ、スターアニス、クミンが複雑さと、香りの層を加えています。
口当たりはボリュームがあり豊かです。緻密で繊細なテクスチャーも感じられ、黒系果実の豊かな味わいが、ミネラルや黒鉛のような風味と共に広がっていきます。繊細な杉とグリルされたアーモンドのニュアンスも感じます。タンニンは細かく、長く、伸びやかで、引き締まった生き生きとした酸に包まれています。
■栽培について
西オーストラリア州/マーガレットリヴァーのブドウを使用しています。
■醸造について
果実を選別し低温浸漬を行った後、26度から30度に温度設定された密閉式発酵タンクと開放式発酵タンクで発酵が行われました。1日に最大3回ポンプオーバーによる抽出を行っています。
マロラクティック発酵はすべての樽で行い、9ヶ月の樽熟成の後、区画ごとに熟成したワインをブレンドして、225Lのフレンチーク樽で、さらに熟成させます。樽は、新樽、1年使用樽、2年使用樽をそれぞれ3分の1ずつ使用し、季節ごとに澱引きを行っています。このワインは合計で20ヶ月間、樽で熟成しています。アルコール度13.5%。
■ルーウィン・エステートについて
ルーウィン・エステートは 1973年にデニス&トリシア・ホーガン夫妻によって設立された、オーストラリアを代表するプレミアム・ワイナリーです。
1970年初頭、デニス・ホーガン氏はカリフォルニアワインの大御所ロバート・モンダヴィの来訪により、家族が週末を過ごしていた牧草地が世界的な品質のワインを生み出す可能性がある土地であることを知り、モンダヴィの指導の下、1974年からブドウの植付けを開始し、1978年に初めてルーウィン・エステートのワインが造られました。
ルーウィン・エステートに対する世界の評価も高く、ワイン評論家ジェームズ・ハリデイが選ぶオーストラリアのトップ100ワイナリーの選ばれたり、「1980 アートシリーズ・シャルドネ」がイギリスのDecanter誌で「世界最高峰のシャルドネ」として取り上げられたり、ワイン評論家ジェームス・サックリングは「アートシリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン2012」を「これはオーストラリアのムートン・ロートシルトだ」と絶賛したりしています。
創業者デニス&トリシア夫妻の引退後、現在、長女シモーヌと弟のジャスティンが共同最高経営者としてワイナリーを受け継ぎ、経験豊かな醸造チームと共にルーウィン・エステートワインを盛り立て、世界30カ国へ輸出しています。
- Leeuwin Estate Prelude Vineyards Cabernet Sauvignon[2020]
- オーストラリア/西オーストラリア/マーガレットリヴァー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口甘-辛: 辛口
- カベルネソーヴィニヨン99%、マルベック1% おすすめカベルネソーヴィニヨンを見る
- 750ml