カリフォルニアで、日本人醸造家・私市友宏とレベッカ夫婦が手掛けるシラーです!
幻ワインの新アイテム、2018年の幻シラーが初リリースされました!総生産量63ケースのみの超限定醸造ワインです。
カリフォルニアのソノマ/ソノマヴァレーの2018年は、ほぼ完ぺきと言えるブドウの生育期間があり、十分にハングタイムが取れました。8月は、極めてクールな気候が続き、9月に入ってもクールで乾燥した朝が続きました。
ブラウン・ヴィンヤードの、このシラーは素晴らしいハングタイムを経て、完熟したブドウの実を付ける事が出来ました。このような偉大なヴィンテージならではの伝統的かつ昔ながらの醸造方法を用い、シラー本来の自然な味わいを最大限に生かした旧世界のスタイルのシラーを造る機会に恵まれたそうです。
シラー本来の味わいを引き出すために、何も足すことなく、コントロールをすることもなく造りました。100%自然酵母を使い、亜硫酸添加もしていません。ゆっくりと26カ月樽熟成した後、ボトリングしました。ワインはこの長い熟成期間中、ずっと樽の中で眠っているようでした。
その結果、目を見張るほどの深みのあるワインが出来ました。間違いなく長期熟成も楽しみなワインです。
黒スグリの香りと共に様々なスパイスの香りが次々と感じられます。寝かせたフランスワインのニュアンスにハッとし、心ときめきます。深みのあるブラック・ベリーの味わいにかすかにブラック・ペッパー、クローブやダーク・チョコレートの味わいが、さざ波のように重なり、豊潤で力強い果実味溢れる余韻へと続きます。
ビーフリブを使った濃厚な味わいのお料理やスパイスを効かせたアジアン・フード、少し甘めのソースを使ったコリアンバーベキューなどと合わせて、どうぞ。
■マボロシ(幻)について
マボロシ(幻)は、カリフォリニアで、私市友宏とレベッカ夫婦が運営するワイナリーです。
フランスで、畑での仕事を経験した後、カリフォルニアに渡り、友宏さんは、ストーンストリート・ワイナリーのセラー・ワーカーから始め、ミシェル・シュランバージェ・ワイナリーでエノロジストとして長くキャリアを積み、レベッカさんは、サイモン・レヴィ・セラーズにてワインメーカー(醸造責任者)として活躍しました。
その後、私市夫婦は、ソノマのロシアン・リヴァ・ヴァレーにピノノワール畑を購入、自分たちの畑から取れたピノノワール造りに力を注いでいます。敷地内の住居に加え、テイスティングルームも完成、2011年にはバイオダイナミックスの認証も取得し、デローチなどの他ワイナリーへもブドウを供給、そのブドウのクオリティの高さは品評会でも評判となっております。
また、ブドウを購入し造り始めた「メルロー」「カベルネソーヴィニョン」も、自分たちで、ぶどうから育てていきたいと願っていた二人は、念願の自分たちのヴィンヤードをソノマのセバストポールに購入しました。ピノノワールが植えられた畑と共に夢に向かって着実に一歩一歩前進しています。
- Maboroshi Syrah Sonoma Valley[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- シラー
- 750ml