ケイマスCaymus
スペクテーター誌で90点を下回った事のない実力派
ケイマス・ヴィンヤーズでは畑の選別を徹底的に行い、農作業にも一切妥協することなく、醸造技術を長年にわたり研鑽し、世界に誇れる高品質のナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンを生産しています。
現在のオーナー兼ワインメーカーであるチャック・ワグナーが、ケイマス・ヴィンヤーズの醸造を完全に任されるようになったのが1984年の事。共同設立者である両親の下で12年間真剣に醸造を学んだ結果でした。1972年の設立から既に40年以上の月日が流れましたが、ケイマス・ヴィンヤーズは現在でも間違いなく進化し続けています。
ケイマス・ヴィンヤーズは、とある19歳の少年と彼の両親によって1972年に設立されました。それは1971年のこと、1880年代からナパに続く醸造一家ワグナー家の4代目である少年は、共に新しくワイナリーを設立しないかと彼の両親から話を持ちかけられます。
将来の夢がまだ決まっていなかった少年は、悩みに悩んだ結果、共同設立に合意をしました。ワイナリーとは呼ぶに至らない納屋の様な小規模な醸造施設の建設を始め、当時およそ22ヘクタールしかなかったブドウ畑の中で、家族3人で行ったブドウの樹の剪定作業がケイマス・ヴィンヤーズの始まりだったのです。
父親のチャールズが息子に教えた事、それは、ブドウの栽培とワインの醸造で成功するには、あきらめない強い意志と、ひたむきでどんな事にも負けない根性が必要だということ。
その後、息子は父親から培った強い精神力とノウハウを基に、ナパ・ヴァレーで高品質のカベルネ・ソーヴィニョンを造り続け、生産量わずか240ケースだったファースト・ヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニョンも現在では65,000ケースの規模に達し、高品質のワインを世界に送り続けています。
世界規模で絶大な支持を得ているこの人気ワイン、ケイマス・ヴィンヤーズの「ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン」は1972年のリリース以降、ワイン・スペクテーターで90点を下回った事のない安定感と実力を誇り、特別な年にしか生産されないバレル・セレクションの「スペシャル・セレクション」は同雑誌の年間TOP100ワインのラインキングの1位を二度も獲得する唯一無二の存在です。
「ケイマス」という名前は、当時メキシコ領だった時代のラザフォード周辺の名称「ランチョ・ケイマス」に由来します。
■生産しているワイン
ケイマス・ヴィンヤーズでは2つのナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンと国内未輸入のジンファンデルを生産しています。
カベルネ・ソーヴィニョンは共に、冬が到来する直前まで収穫を遅らせ、糖度と果実味が十分に熟すのを待つ「ハング・タイム」というテクニックを使用します。ハイリスク・ハイリターンでユニークな収穫方法ですが、ケイマスのカベルネ特有のしなやかで、濃い色調、美しい果実味と、よく熟したなめらかなタンニンはこのテクニックなしではありえません。
フラッグシップ・ワインの「スペシャル・セレクション」は熟成中の樽ワインを厳選(セレクション)したワインで、 ぶどうの出来が良い年にしか造られません。
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ワグナー・ファミリーから独り立ち