商品情報
スタッフ一押し!2000円前後で楽しめる、コスパ抜群のオーストラリアワイン。「タミンガ」という交配品種に、貴腐菌が付いた年のみ生産されるデザートワイン(甘口)です。
■生産者のコメント
遅摘みの貴腐スタイルによる甘口ワイン。ユニークな品種「タミンガ」から造られています。
淡い黄金色に輝き、柑橘類の花やハチミツの華やかなアロマが広がります。口当たりは濃厚で贅沢な甘みがあり、アプリコット、オレンジピール、トフィーの風味が余韻まで長く続きます。美しい酸が全体を引き締め、バランスのとれた仕上がりとなっています。
チーズやドライフルーツの盛り合わせと相性抜群。パブロバやパンナコッタなどのデザートともよく合います。
■栽培について
オーストラリア/ヴィクトリア州のマーレー・ダーリング地域の自社畑から収穫したブドウが使われています。
タミンガは、CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)が、オーストラリアのワイン産地マーベインで開発した品種であり、晩熟型で貴腐ワインの生産に適しています。ブドウに貴腐菌(ボトリティス・シネレア)が付くことで果実の水分が抜け、風味と糖分が凝縮されるため、貴腐の発生を促しています。
タミンガのブドウの木は、1980年代初頭に畑に植えられ、現在ではトレンサム・エステートのデザートワインを象徴する品種となっています。
■醸造について
収穫後、ブドウは除梗・圧搾されました。得られた果汁は濃厚でとろみのあるシロップのような質感を持ち、重い不純物を取り除くために低温で静置し、清澄化されました。
その後、果実本来の素晴らしい風味を最大限に引き出すため、クセのない中立的な酵母を使用して発酵を行いました。発酵は途中で停止され、自然な甘みをしっかりと残しました。
最終調整後、ワインは安定化され、2023年9月の瓶詰めまで低温で保管されました。残糖108g/L。酸度7.2g/L。pH3.68。アルコール度11.0%。
■トレンサム・エステートについて
「マーフィー家のブドウ栽培の歴史」
トレンサムを創業したマーフィー家のブドウ栽培の歴史は100年以上に及びますが、トレンサムが所有するThe Murphy Vineyardに、ブドウがはじめて植樹されたのは1952年のことでした。
当初は大手ワイナリーにブドウを販売していましたが、現在はブドウ栽培の専門家であるパトリック・マーフィー(セントパトリック大学、ヤンコ農業大学で栽培学を修めた)と共に、自社畑のブドウを使ったワイン造りを中心に行っています。
「オーナー・ワインメーカーの経歴」
オーナー兼ワインメーカーのアンソニー・マーフィーは、1978年にローズワージー大学(現在のアデレード大学醸造学部)で醸造学を修め、独立してワイナリーを設立する前にミルダラ・ブラスで醸造の経験を積みました。
2006年には、オーストラリアで最も権威ある賞の一つである「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー (Australian Gourmet Traveller Wine Magazine)」にノミネートされています。
「トレンサム・エステートの特徴」
トレンサム・エステートの畑がある地域は、夏季の降水量が少なく、灌漑が必要とされるため、オーストラリア最長のマレー・ダーリング川沿いにワイン産地が広がっています。この地域は一般的にカジュアルワインの産地として知られ、高品質なワインを生み出すワイナリーは少ないですが、トレンサム・エステートは例外です。
オーストラリアで最も著名なワイン評論家ジェームス・ハリデーは、自身の著書「オーストラリアン・ワイン・コンパニオン」において、毎年のようにトレンサム・エステートを高く評価しています。
基本情報
英語名 |
Trentham Estate Noble Taminga (Half Bottle)[2016] |
生産地 |
オーストラリア/ヴィクトリア/マレーダーリング |
生産年 |
2016 |
生産者 |
トレンサム ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 甘口 |
品種 |
タミンガ |
容量 |
375ml |
評価・得点 |
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