商品情報
日本人醸造家・私市友宏&レベッカ夫婦が、カリフォルニア/ソノマ/ロシアン・リヴァー・ヴァレーの高台にある幻ヴィンヤードのピノノワール畑の中でも奥半分に植えているクローン115のブドウのみを使用して醸造しました。わずか50ケースのみ醸造された大変貴重なワインです!!
■ワイン・メーカー(私市夫妻)のコメント
2021年は暖かな春に始まり芽吹きも早めとなりました。特に大きな問題も無く温暖な気候が続き、早めに熟したブドウは通常よりも小さめですが、凝縮した味の果実となりました。幸運なことに8月から9月にかけて涼しい霧の降りる午前中の日があったので、この畑のピノノワールの熟成の速度は少し長めにとれ、9月下旬まで収穫時期を延ばすことが出来ました。
その結果、やわらかなタンニンと程よい酸を持つとてもバランスがとれたブドウを収穫することが出来ました。収穫したブドウは丁寧に手作業でクラッシュし醗酵しました。このピノノワールには115クローンのブドウのみを使用、数日間コールドソークをした後、自然酵母を用いマロラティック醗酵、新樽25%、残りは2年目のフレンチ・オーク樽を使い10カ月樽熟成しました。出来る限りSO2の添加を控えた自然な造り、濾過無しのワインです。
華やかなビングチェリー(アメリカンチェリー)やラズベリー、スミレの香りにかすかにシナモンの香りが重なります。続いて、口の中に綺麗なチエリー、ブラックラズベリー、スギのフレーバーやキャラメルをまぶしたストロベリータルトを思わせる美味しい味わいが広がります。
2021年の幻ヴィンヤードのピノノワールは稀に見るほど素晴らしく酸、タンニンそして口触りのバランスが際立ったワインとなっています。ビオデナミ農法を取り入れた畑のブドウならではの繊細な中にしっかりとした果実の味わいがあるピノノワールです。7年から10年以上の長期熟成も楽しみなピノノワールです。
少し火を入れ焼いたマグロのお料理、豚ヒレ肉を使った温かいお料理などとの組み合わせがおすすめです。
2011年より幻ヴィンヤードはカリフォルニアで、いち早くバイオダイナミックヴィンヤードの認証を受けております。
フレンチオーク樽(新樽25%)で10ヶ月熟成しています。アルコール度数13.1%。
■マボロシ(幻)について
マボロシ(幻)は、カリフォリニアで、私市友宏とレベッカ夫婦が運営するワイナリーです。
フランスで、畑での仕事を経験した後、カリフォルニアに渡り、友宏さんは、ストーンストリート、ワイナリーのセラー、ワーカーから始め、ミシェル、シュランバージェ、ワイナリーでエノロジストとして長くキャリアを積み、レベッカさんは、サイモン、レヴィ、セラーズにてワインメーカー(醸造責任者)として活躍しました。
その後、私市夫婦は、ソノマのロシアン、リヴァ、ヴァレーにピノノワール畑を購入、自分たちの畑から取れたピノノワール造りに力を注いでいます。敷地内の住居に加え、テイスティングルームも完成、2011年にはバイオダイナミックスの認証も取得し、デローチなどの他ワイナリーへもブドウを供給、そのブドウのクオリティの高さは品評会でも評判となっております。
また、ブドウを購入し造り始めた「メルロー」「カベルネソーヴィニョン」も、自分たちで、ぶどうから育てていきたいと願っていた二人は、念願の自分たちのヴィンヤードをソノマのセバストポールに購入しました。ピノノワールが植えられた畑と共に夢に向かって着実に一歩一歩前進しています。
基本情報
英語名 |
Maboroshi Pinot Noir Biodynamic Clone115 Maboroshi Vineyard Russian River Valley[2021] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー |
生産年 |
2021 |
生産者 |
マボロシ(幻)ヴィンヤード&ワイン・エステーツ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
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