カリフォルニア州におけるローヌ系品種のメッカ、パソ・ロブレス地区の石灰岩土壌で栽培されたグルナッシュ・ブラン主体の白ワイン!!
■生産者のコメント
魅力的な黄金色。白い花、桃、熟したメロン、パイナップル、ライム、湿った石の香りが広がります。ミディアムボディの明るくクリーンな味わいで、複雑な口当たりとミネラル、フレッシュで自然な酸味が口いっぱいに広がります。
■栽培について
カリフォルニア/サン・ルイス・オビスポ郡にあるワイン産地パソ・ロブレスは、「カリフォルニア州におけるローヌ系品種」のメッカとして知られています。
リッジは、このグルナッシュ・ブラン主体のワインを造るため、パソ・ロブレスにある3つのブドウ畑(アデレイダ、フォッシル・クリーク、ハルター・ランチ)から収穫したブドウを使っています。どの畑も、「小さく砕けた石灰岩」の土壌で、頁岩と砂岩も含んでいます。
■醸造について
全房圧搾100%で圧搾し、天然酵母によるアルコール発酵ののち、天然乳酸菌でのマロラクティック発酵100%行っています。
全体の94%については、アメリカンオーク樽85%(1年使用樽12%、2~3年使用樽79%、その他9%)、フレンチオークの新樽8%、アカシア新樽1%の割合で樽発酵を4ヶ月実施し、その後6ヶ月の追加熟成を行っています。
全体の2%については、コンクリート製のアンフォラで発酵し、4ヶ月熟成ののち、古樽に移して、残りの6ヶ月間を過ごします。
全体の4%についてはステンレスタンクで発酵し、10ヶ月熟成しています。
亜硫酸の添加(樽入れ時に35ppmを添加し、熟成期間中48ppmを追加)は、最小限に留めています。パッド・フィルターで濾過し、その後、瓶詰めを行います。アルコール度13.7%。
■リッジについて
リッジ・ヴィンヤーズは、カリフォルニアを代表する名門ワイナリーで、1986年より大塚製薬株式会社が保有しています。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。
リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
- Ridge Grenache Blanc[2022]
- アメリカ/カリフォルニア/サンルイスオビスポ/パソロブレス
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- グルナッシュブラン86%、ピクプール14%
- 750ml