レアム セラーズRealm Cellars
レアム・セラーズは個性溢れるナパ各地を切り取るがごとくワインを紡ぎ出します。将来を見据えたヴィジョンと惜しみない投資。10年の準備期間を経て、今最高のスタッフが集まり、最高のワインが花開いてゆく。
2002年、元看護師であり現オーナーのホアン・メルカードによってレアム・セラーズは設立されました。現在10ヴィンテージを造り、今やそのゴールは明確に見えていると語ります。
「ゴールはナパ・ヴァレーの最高の畑から最高級の芸術品を造り上げること。それぞれの畑が持つ可能性を探求、追求し、土地が内包する個性や真実をワインに表現することに全スタッフが情熱を傾けています。我々はまだ若いワイナリーでやっと準備が整ったところ。これから頂点を極める旅立ちが始まります。」
共同オーナーにハーラン・ボンドの財務を経験した多才なスコット・ベッカー、ワインコンサルタントにミッシェル・ロラン、そのミッシェルからカリフォルニアに派遣され、アンディ・エリクソンで修行したブノワ・トゥケがワインを造ります。
Scott Becker/スコット・ベッカー
共同経営者・財務・マーケティング
元ハーラン/ボンドの財務担当であり、交渉のプロでもあるスコット・ベッカーがレアム・セラーズにヘッドハンティングされたのが2012年。レアムの将来は彼の手腕にかかっていると言っても過言ではありません。大きな戦力として、レアムの価値観、コンセプト、マーケティングをバックボーンから支えていく中心人物となっていくでしょう。古きを大事にし、新しきに挑戦するレアムの信念を実践する強い意志を持ちます。
Benoit Touquette/ブノワ・トゥケ
チーフ・ワインメーカー
2011年より就任。ボルドー生まれのフランス人。ボルドー大学で醸造と化学で修士号を取得後、シャトー・ラ・ルーヴィエール、シャトー・クーアン・リュルトンで働き、アメリカではアンディ・エリクソンのもと、アリエッタ、ファヴィア、ハートウェル、オーヴィッド、スクリーミング・イーグル等で修業を積む。なぜフランスからアメリカでワインを造るようになったかと聞くと「ミッシェル・ロランと働き、カリフォルニアに派遣されたのがきっかけ。 自由なカリフォルニアのワイン造りに惚れ込んだ。」と目を輝かせながら淡々と語ります。醸造チームを指揮し、スタッフの情熱を掻き立てています。
Michel Rolland/ミシェル・ロラン
コンサルタント
ジェット機で世界を飛びまわるコンサルタントのミシェル・ロランとワインメーカーのブノワ・トゥケとは、南アフリカのRemhoogte Estateで出会い、その手腕を買われカリフォルニアへ派遣されたという関係。ハートウェルでも、ブノワ・トゥケがワインメーカーを努め、ミッシェル・ロランがコンサルタントという経験を生かし、レアムでは密なるコミュニケーションが行えている。レアムの新しいワイン造りは磐石の体制となり、将来の展望は明るい。ブレンド時はチームと共にテーブルにつくのはもちろん、収穫のタイミング、醸造工程でもブノワ・トゥケと密接な連絡を取る。