南オーストラリア/ラングホーン・クリークにて、オーガニックで名高いワトキンス・ファミリー・ヴィンヤードのプティ・ヴェルドがつかわれています。ファイバーグラス製の大型バケツでのカルボニック・マセラシオンを経てからの全房発酵。滓引きと熟成は使い古しのフレンチ オークで行っています。
補助品種としてよく知られるブドウ品種ですが、オーストラリアでは昔から単一品種でワインにされる事が稀にありました。濃い色調故に「黒ワイン」などと揶揄されてしまい、大いに過小評価されがちなフルーツです。
しかしながら、そこはルーシー・マルゴーのアントン・クロッパーならではのマジカルな個性へと昇華。ブラック・ベリーとフレッシュ・プラムの果汁感溢れる味わいに。ローズマリーにミント、サリエットのニュアンス。鈍重で堅牢なスタイルを想像していると、嬉しいしっぺ返しとなる事、請け合いです。
■ルーシー・マルゴーについて
ルーシー・マルゴーは、「ナチュラル・ワイン」の造り手として、とても高い人気を誇るオーストラリアの造り手です。造るワインはどれも入手困難。ワッシーズでも、入荷しても、すぐに売り切れてりますことが多々あります。
ルーシーマルゴーは、アントン・ファン・クロッパー氏が愛娘ルーシー・マルゴーの名前を冠して設立したワイナリーです。元シェフにして、アデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才。彼が生み出すワインは現在オーストラリア国内に留まらず世界中でセンセーションを巻き起こしています。
彼のスタイルはあくまで「あるがまま」。ワインを飲むと彼の奇人的外見とは裏腹に、ピュアで身体に染み入るような優しさが印象的です。
- Lucy Margaux Petit Verdot[2022]
- オーストラリア/南オーストラリア/ラングホーンクリーク
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口
- プティヴェルド
- 750ml