VDR(Very Dark Red)=めっちゃ濃い赤ワイン!!
ネーミングの通り、見通せないほど濃厚な色調で、リッチに熟した果実の味わいが魅力的です。カベルネソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド、プティシラーという珍しい組み合わせによる、好奇心旺盛な人を魅了するブレンド・ワイン。
■生産者のコメント
インク色よりも更に色濃い、深みのある濃いガーネットの色調。 熟したブラックチェリー、ブラックベリー、ボイセンベリーの魅了的な香りに、ラベンダーの華やかなニュアンスがほのかに混じります。
黒系果実の香りが、アメリカンチェリー、ザクロとともに口内に広がり、空気に触れる事で、モカ、紅茶、甘いバニラのエッセンスが感じられ、しなやかなタンニンが味わいを包み込んでくれます。
■栽培について
ブドウは、主にカリフォルニア/モントレー最南部ヘイムズ・ヴァレーの自社畑のブドウが使われています。昼夜の寒暖差が大きく、涼しい夜間に酸が保持されます。
■醸造について
夜間収穫したブドウは、除梗、破砕した後、発酵を行います。発酵の際、最適な風味と色調を引き出す為に、毎日、ポンプオーバー(発酵中、タンクの下からポンプで果汁を吸い上げて、タンクの上からかける事)を行います。発酵が終わると圧搾し、澱引きします。ワインは、アメリカンオーク樽、ハンガリー産オーク樽を使用し、樽熟成を行います。
醸造の際、品種の特徴を保つため、ロットごとに別々に発酵、熟成を行った後、ブレンドします。
■VDRについて
VDR(Very Dark Red)は、カリフォルニア/モントレーに広大な自社畑を所有するシャイド・ヴィンヤーズが2013年に興したブランドです。
モントレー最南地区ヘイムズ・ヴァレーはサン・ルイス・オビスポ郡との境界北側に位置し、プティ・シラーやプティ・ヴェルド、カベルネのように高い気温と高い熟度が必要とされる赤ワイン用の品種には適した栽培地域として知られています。
ヘイムズ・ヴァレーは西側にサンタ・ルチア山脈、東側にガビラン山脈に囲まれ、ブドウの樹は太陽の下で燦燦と日射を浴び、昼夜の寒暖差が大きく、ブドウは低いpHで高い酸度を維持しながら成熟します。
これらの自然条件によって、収穫時にはブドウの果皮は非常に濃くなり、 最適な糖度のもとで摘み取ることを可能にし、それらの特徴を生かした型にはまらないブレンドにより、個性的かつバランスに優れたワインに仕上げられます。
- VDR Very Dark Red[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/モントレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口甘-辛: 辛口
- カベルネソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルド、プティシラー
- 750ml