商品情報
シャトー・ラグランジュは、フランス/ボルドー/メドックのサン・ジュリアン村にあるメドック格付け3級のシャトーです。1983年に日本企業の「サントリー」が経営権を取得したことでも、その名が知られています。
ちなみに、この商品は、シャトー・ラグランジュを経営している「サントリー」のグループ企業で高級ワインを扱う企業「ファインズ」に発注し納品するという王道ルートで、ワッシーズに納品された商品となります!
■生産者のコメント
紫がかったルビー色。香りにはブラックチェリー、甘草、カシスのノートが現れます。口当たりは、シルキーでクセがなく、フレッシュさが感じられます。このヴィンテージは早くから飲みやすいのが特徴。タンニンは柔らかく、よく溶け込んでいます。
実に調和のとれたワインで、2012年と2015年のヴィンテージのスタイルを思い起こさせます。サン・ジュリアンのワインのエレガンスを体現しています。
■栽培について
ブドウは、フランス/ボルドーのサン・ジュリアンにある自社畑から収穫しています。
シャトー・ラグランジュの畑は、赤ワイン用のブドウの木で118ヘクタールを占め、斜面が北と南に向いている2つの丘に広がっているます。下層土は粘土と石灰岩、表土は小石と砂利。気候は温暖で海洋性。ブドウの平均樹齢は39年。
■醸造について
ブドウをを手摘みで収穫。一次選果は房ごと手作業で行い、二次次選果は光学カメラを使って一粒ずつ行っています。
区画ごと、または区画内でもさらに細かく分けて醸造を行っています。103の区画に対して102の温度調節可能なステンレスタンク(容量36~220hl)を用意し、品種、樹齢、テロワール、ブドウの成熟度に基づいてバッチを選定しています。
18~25日間、26~28℃で伝統的な発酵。適度なポンピングオーバー、またはピジャージュ、またはデレスタージュを日々行い、アルコール発酵と、並行してマロラクティック発酵(MLF)しています。オーク新樽50%で21か月熟成後、瓶詰め前に最終的なフレンドしています。アルコール度13.5%。
■シャトー・ラグランジュについて
1983年に、日本企業のサントリーが経営権を取得後、クオリティ・ファースト、自然との調和、大いなる挑戦を哲学とするオーナーの支援のもと、買収額の3倍以上もの資金を投じてワイナリーを再興しました。1990年代後半にはグランクリュ3級にふさわしい評価を再び得るまでに復活しました。
その後も、飽くなき、品質向上への挑戦を重ねるとともに、買収後に、新たに植え付けた苗木の樹齢上昇に伴い、今では2級にも負けない、テロワールの魅力が凝縮した、偉大なワインを生み出すようになりました。
同じメドックのポイヤック村の力強さと、マルゴー村のエレガンスを兼ね備えると言われるサン・ジュリアンのワイン。シャトー・ラグランジュは、その芸術的なバランス感に加え、もう一つの特筆すべき特徴は、熟成により神秘的成長を遂げることです。若い段階ではたくましさと華やかな風味が印象的で、ゆっくり穏やかに熟成が進むにつれて繊細で芳醇な味わいへと変化していきます。
基本情報
英語名 |
Chateau Lagrange[2017] |
生産地 |
フランス/ボルドー/メドック/サンジュリアン |
生産年 |
2017 |
生産者 |
シャトー ラグランジュ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
カベルネソーヴィニヨン78%、メルロー18%、プティヴェルド4% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点ワイン・スペクテイター:92点ワイン・エンスージアスト:94点 |