商品情報
山岳産地サンタクルーズ・マウンテンの歴史ある名門マウント・エデンが、自社畑のブドウから造る1本。ふくよかな味わいのエステート・シャルドネは、上品な酸、ミネラル感、そして長い余韻が特徴です!
マウント・エデンは、山岳産地サンタクルーズ・マウンテンにあり、サンフランシスコの南約80km、シリコンバレーを見下ろす標高約600mの山頂に位置する小さなワイン・エステート。
冷涼で風通しの良い山頂に広がる自社畑は、フランシスカン・シェール(頁岩)という痩せた土壌。収量は少ないものの、その分ブドウは凝縮感があり、80年にわたって世界的に高く評価されるワインを生み出してきました。
手掛けるワインの中でもエステート・ボトル(自社畑・自社醸造・自社瓶詰め)のシャルドネとピノノワールは、カリフォルニアで最も長く造り続けている生産者としての系譜を誇ります。伝統を守りながらも、今の時代に響く洗練された味わいが魅力です。
■生産者のコメント
香りには、柑橘類やスイカズラ(ハニーサックル)、そしてヘーゼルナッツのようなニュアンスがたっぷりと感じられます。口に含むと、レモンやカルダモン、ミネラルを思わせる風味が引き締まった酸とともに、まっすぐに広がります。
もちろんリリース後すぐでも非常に楽しめるワインですが、良いセラーで、ヴィンテージから10年寝かせれば、また格別の表情を見せてくれることでしょう。
■栽培について
カリフォルニア/サンタクルーズ・マウンテンズに位置するマウント・エデンの自社畑から収穫したシャルドネが使われています。
シャルドネの平均樹齢は27年と成熟しており、使用されているのはマウント・エデン・クローン。このクローンはブルゴーニュ系の系譜を持ち、果粒が小さく風味が凝縮するのが特徴で、カリフォルニアでも高品質なシャルドネに用いられる重要なクローンのひとつです。
土壌は、痩せたフランシスカン・シェール(頁岩質土壌)。水はけが良く、果実に凝縮感とミネラル感をもたらす、この土地ならではのテロワールが感じられる畑です。
■醸造について
手摘みによる収穫後、破砕せずにプレスされます。天然酵母によりフレンチオーク樽(新樽および1年使用樽)で発酵。マロラクティック発酵も天然酵母で100%で行い、澱とともに10か月間熟成されました。その後、軽く濾過をして瓶詰めされ、2年間セラーで熟成されてからリリースされます。アルコール度14%。
■マウント・エデン・ヴィンヤーズについて
~サンタクルーズ・マウンテンズの名門ワイナリー~
カリフォルニア州サンタクルーズ・マウンテンズの標高約600メートルに位置するマウント・エデン・ヴィンヤーズ。
そのルーツは、1945年に伝説的醸造家マーティン・レイ氏が、この地にシャルドネやピノノワール、カベルネソーヴィニヨンを植樹したことに始まります。1970年代にマウント・エデン・ヴィンヤーズとして法人化され、現在に至るまでクラシカルなスタイルを貫く歴史あるワイナリーです。
自社畑では、冷涼な気候とフランシスカン・シェール(頁岩)質の痩せた土壌を活かし、低収量のシャルドネ、ピノノワール、カベルネソーヴィニヨンを栽培。小ロットにこだわった丁寧な造りから、「長期熟成に耐えるエレガントで奥行きのあるワイン」を生み出しています。
1981年からワインメーカーを務め、2008年にオーナーとなったジェフリー・パターソン氏は、そのクラシカルなスタイルを現代に引き継ぐキーパーソン。2007年には近隣の「ドメーヌ・エデン」も取得し、より広い表現力を持ったワインを展開しています。
国内外での評価も非常に高く、ワイン・アドヴォケイトやワイン・スペクテイターなどで常に高得点を獲得。ワイン&スピリッツ誌では「2023年 Top 100 Wineries」に選出など、カリフォルニアにおける「真のクラシック」として、世界中のワイン愛好家に認められています。
派手さよりも、深みと熟成の美しさを大切にしたマウント・エデンのワインは、まさに「永く愛されるスタイル」を体現する存在。一杯の中に詰まった時間と土地の記憶を、ぜひご堪能ください。
基本情報
英語名 |
Mount Eden Chardonnay Estate Santa Cruz Mountains[2020] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/サンタクルーズマウンテンズ |
生産年 |
2020 |
生産者 |
マウント エデン ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
シャルドネ100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:91点ワイン・スペクテイター:92点ワイン・エンスージアスト:95点 |