商品情報
サンソー38%、グルナッシュ44%、ムールヴェドル18%をブレンドしたロゼ・ワインです。
バラの香りが、顕著でターキッシュ・ディライト(トルコの菓子)の強い印象。ライチとラズベリーの果実にヴァニラの香りがほんのりと広がり、アマロを想わせる微かなスパイス香も感じられます。
アデレード・ヒルズのヴァイン ヴェール(Vine Vale)とエベニーザー(Ebenezer)の、2か所から収穫したブドウを使用しています。エベニーザーと言えば、あのハーディー(Hardy)一族がフラッグシップのキュヴェを造る為に管理されている超有名な南オーストラリアの宝石です。
そこからブドウを得られる様になった訳ですから、生産者の立ち位置も大幅にプロモートされている感があります。グルナッシュはダイレクト・プレスによる搾汁、サンソーとムールヴェドルは12~24時間のスキンコンタクト。ブレンドしてからステンレスと古樽で発酵/熟成しています。アルコール度数11.5%。
■フレデリック・スティーヴンソンについて
フレデリック・スティーヴンソンは、はじめ、突如として南オーストラリアのアデレードに販売され始めた謎のワインでした。
それもその筈、フレデリック・スティーヴンソンとは仮名であり、その正体はスティーヴン・クロフォード。フランスでワイン造りを学んで故郷に戻ったばかりの青年だったからなのです。
仮名を使用したのは、自身が望むスタイルを造り続ける事で周囲から敵視されたり、家族が後ろ指を指されるのではないかと考えたのです。ルーシー マルゴーやショブルックのワインが、当時は殆ど流通しておらず、スティーヴンはオーストラリアに於ける自分を異端として捉えていた訳です。
複数の無名アーティストをラベル・デザイナーに据え、突如としてサンプル・ボトルをワインショップに送りつける事でビジネスの礎を築いたスティーヴン。つい数ヶ月前までは無名の存在であり、アデレードの街中にある古ぼけたガレージでワインを造っている事など誰も露知らずだったミステリアスでアンビシャスな生産者です。
基本情報
英語名 |
Frederick Stevenson Rose[2022] |
生産地 |
オーストラリア/南オーストラリア/アデレードヒルズ |
生産年 |
2022 |
生産者 |
フレデリック スティーヴンソン ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: ロゼワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
サンソー38%、グルナッシュ44%、ムールヴェドル18% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
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