商品情報
ブルゴーニュ・スタイルのエレガントな仕上がり。サンタ・クルーズ・マウンテンズにある自社畑で栽培されたピノノワールから造られる赤ワインです。
■テイスティング・コメント
マウント・エデンのワインには土地とヴィンテージの個性が反映されています。
色調は、理想的な濃いルビー色。驚くほどフレッシュで、柔らかな赤い果実とカルダモンの香りが広がります。ブラックベリーやココアのリッチでバランスの取れた、素晴らしく深みのある味わいが特徴的で、フィニッシュにはオーク樽のニュアンスが感じられます。
今飲んでも美味しくいただけますが、20年の熟成が可能なポテンシャルを持っています。若くして飲む場合はデキャンタージュすることをお薦めします。
■畑について
カリフォルニアのサンタ・クルーズ・マウンテンズにある自社畑マウント・エデン・ヴィンヤード(2.8ヘクタール)のブドウを使用しています。クローンはマウント・エデン・クローンです。
■醸造について
収穫したブドウは、自然酵母を使用し、容量1トンの開放式タンクで発酵(全房35%)させます。パンチダウンは毎日行い、発酵はゆっくり進みます。
フレンチオーク樽(新樽50%)で、澱とともに12ヶ月熟成を行う事でテロワールの特徴が、はっきりと現れます。人工的な清澄とフィルターをかけず瓶詰めを行います。アルコール度13.5%。
■マウント・エデン・ヴィンヤーズについて
マウント・エデン・ヴィンヤーズは、現オーナーのジェフリー・パターソンが、1972年に畑・ワイナリーを買い取り、運営しています。16ヘクタール強の畑は、サンタ・クルーズ・マウンテンズの標高600メートル前後のマウント・エデンの山頂付近にあります。
サンタ・クルーズ・マウンテンズは、マウンテン・グレープ(標高の高い地区で栽培されるブドウ)としては、もっとも早く産地として認められたひとつで、マウント・エデンの他にリッジ・ヴィンヤーズなどの著名な生産者の畑があります。
マウント・エデン・ヴィンヤーズでは、冷涼な環境で育った十分に酸の保たれたブドウが収量を抑えて栽培されています。しっかりした構成をもったワインで、10年前後の熟成は全く問題がなく、むしろリリースされてすぐよりも、ある程度の熟成を経たほうがワインの要素が花開くといった、フランス等に見られる伝統的なタイプのワインです。
畑の個性を十分に生かしたブドウと手造りそのものといった伝統的な手法による、オリジナリティー溢れる風味が満喫できるのがマウント・エデンのワインです。
基本情報
英語名 |
MOUNT EDEN Pinot Noir Estate[2018] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/サンタクルーズマウンテン |
生産年 |
2018 |
生産者 |
マウント エデン ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ヴィノス95点 |