商品情報
ピュアな果実味と美しい酸、奥行きのある複雑味が魅力の一本です!
キスラーがカリフォルニア州ソノマ郡、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの畑を手に入れたのは1986年。このワインは、キスラーのピノ・ノワールの中では、歴史あるキュヴェの一つです。
畑はロシアン・リヴァー・ヴァレーの中でも標高の高い位置にあり、片側は渓谷、もう片側は海岸に面した冷涼な気候のもとにあります。土壌は「ゴールド・リッジ」と呼ばれる砂質土壌と、鉄分を含む粘土質ロームから成り立っています。アルコール度14%。
■キスラーについて
キスラー・ヴィンヤーズは、「カリフォルニア・シャルドネの王」と称されるスティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年にカリフォルニア州ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレーに設立されたワイナリーです。
当時のカリフォルニアでは、近代的なステンレスタンクによる醸造が主流でしたが、キスラー氏はフレンチオーク樽を使用してアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、野生酵母を用い、清澄やフィルタリングを施さずにそのまま樽熟成させるという、ブルゴーニュと同様の伝統的なワイン造りをカリフォルニアでいち早く確立しました。
現在では、10か所以上にわたる自社畑から、ブルゴーニュにならい畑名を冠してリリースされるワインの数々が、「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」と称されるほどの品質を誇っています。
従来、キスラーのワインは凝縮感あふれるパワフルなスタイルが特徴とされてきましたが、近年ではよりテロワールを表現することを目指し、樽の影響を抑え、ブドウ本来の味わいにフォーカスしたスタイルへとシフトしています。
洗練されたミネラル感と酸味を基盤に、全体を抜群のバランスでまとめ上げた、ブルゴーニュに通じるフィネスやエレガンスが際立つ味わいへと進化を遂げました。
また近年、「ギャリー・ファレル」「スリー・スティックス」などのカリフォルニアのトップ・ワイナリーや、著名なブドウ畑を所有するビル・プライス氏を新たなオーナーに迎え、新体制でワイナリーを運営しています。
なお、スティーヴ・キスラー氏は2017年末にキスラー・ヴィンヤーズを引退し、現在は長年にわたる右腕だったジェイソン・ケスナー氏が栽培および醸造の指揮を執っています。
基本情報
英語名 |
Kistler Pinot Noir Russian River Valley[2022] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー |
生産年 |
2022 |
生産者 |
キスラー ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ピノノワール100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
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