商品情報
このワインは、トップ・キュヴェのエステイト・ピノノワール(Xラベル)をセレクトした後に造られるセカンド的ワインです。ソノマ・コースト/アナポリスの特徴(赤い果実の凝縮と秀逸な酸がバランスする)がよく表現された仕上がりとなっています。
■生産者のコメント
2020年のソノマ・コースト ピノノワールは、力強く充実した生育期間を過ごし、深くて濃い、骨格のあるワインとなりました。
濃い紫色。月桂樹の葉、甘酸っぱい木苺、ブラッドオレンジ、杉の木などのエキゾチックな香りがグラスから一斉に立ち上がります。口に含むと、フレッシュな果実、赤いチェリー、砕いた岩、プライムローズ(小型の薔薇)のニュアンスが口いっぱいに広がります。
このワインには、飲んですぐのわかりやすさと、飲み進める度に生まれる複雑さがあり、今飲んでも楽しめますが、時間と共にどのように変化していくかという大きな楽しみもあります。
■醸造について
自社畑アストン・エステイトと、ソノマ・コースト地域の他の畑のブドウがブレンドされています。
■栽培について
年によりますが、ほぼ全除梗して発酵し、フレンチオーク樽(新樽約10%)で約10か月熟成しています。その後、瓶熟成を約2年ほど行っています。
■アストン・エステイトについて
ウルトラ プレミアムなナパ・ヴァレーのカベルネソーヴィニヨンを造るシュレイダー・セラーズのオーナーであるフレッド・シュレイダーは、ウルトラ・プレミアムなピノノワールを求めていました。
2000年より、シュレイダー・セラーズのワインメーカーに就任したトーマス・リヴァース・ブラウンが、2001年にソノマ・コーストの最北アナポリスに近い未開墾の土地をみつけ、フレッド・シュレイダーと共に共同経営者として「アストン・エステイト」を創業しました。
畑は、最北アナポリス地区にあり、海から8km、二つの丘陵を越えた森林に囲まれた位置にあり、土壌はゴールドリッジ堆積土壌、水はけがとても良いです。標高は約300m、栽培面積16ha、霧は、ぎりぎり畑にはかからず、涼しい風が入り込みます。
畑は、南西向きで海を臨む立地ですが、日照量は十分で日中は非常に暑く、夜から朝にかけて気温が大きく下がります。収量は極端に抑えられ、小粒で果皮が厚く、非常に凝縮した果実が得られます。アストンの特徴的な要素は、3つのディジョン・クローン(115、667、777)の個性が大きく影響を与えています。
2021年に、ワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンが、アストン・エステイトの単独オーナーとなりました。今後、アナポリス北(ソノマ・コースト最北)のテロワールがどのように表現されていくのか楽しみです!
基本情報
英語名 |
Aston Pinot Noir Sonoma Coast[2020] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト |
生産年 |
2020 |
生産者 |
アストン エステイト ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ピノノワール100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
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