商品情報
著名なイタリアのワイン誌「ガンベロ・ロッソ」で、「イタリアのワイン・スタイルを変えた50本のワインの1つ」に選ばれた、サンジョヴェーゼ 50%とメルロー50%をブレンドして造られるスーパー・タスカンです!
自社畑シエピは、独自の地形と気候条件に恵まれており、1980年代初頭には、サンジョヴェーゼを引き立てる理想的な補完品種としてメルローが植えられるという先駆的な決断がなされました。
こうして生まれるシエピのワインは、「エレガンス」「力強さ」「複雑さ」が見事に調和した仕上がりです。その味わいは、特別なテロワール(土地の特性)がもたらす唯一無二のものとして、多くのワイン愛好家に愛されています。
■生産者のコメント
このワインは、エルダーフラワーやプラム、ベリーのフルーティーな香りに、サンダルウッドやタバコのような深みのあるニュアンスが加わった、繊細で心地よい味わいが特徴です。さらに、長く続く明るい余韻が楽しめます。
このワインは、風味豊かで食感のある料理や濃厚なソース、ジビエ料理との相性が抜群です。また、一杯ずつ、じっくりと味わいながら、ゆったりとくつろぐ、ひとときのお供にもぴったりです。
■栽培について
ブドウは、イタリア/トスカーナのキャンティ・クラシコ内のカステッリーナ・イン・キアンティにある自社畑「シエピ」から、厳選したサンジョヴェーゼとメルローを使用しています。
サンジョヴェーゼは南向き約3.2ha、平均標高240mの場所に、メルローは南西向き約2.8ha、平均標高250mの場所に植えられています。土壌は主にアルベレーゼで、ブドウの樹齢は20~33年です。
ちなみに、
ワイナリーの敷地は、「カステッリーナ・イン・キアンティ」を中心に、「ラッダ・イン・キャンティ」、「カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ」といったキャンティ・クラシコに属する3つの自治体にまたがっています。
敷地は総面積650haに及び、そのうち、わずか110haがブドウ畑として使用されています。ブドウ畑は、テロワール別に7つのゾーン(フォンテルートリ、バディオラ、ヴィコレジオ、シエピ、コルニア、カッジョロ、ベルヴェデーレ)に分けられ、標高220mから570mに位置しています。それらのゾーンは、さらに114の区画に細分化されています。
残りの土地には、ブドウ以外の作物や森林が広がり、さまざまな種類の野生動物が自由に生息する理想的な環境を形成しています。
■醸造について
メルローは9月12日、サンジョヴェーゼは9月22日に手摘みで収穫されました。発酵は26~28℃の温度で、ステンレスタンクを使用して行われました。マセラシオン(果皮浸漬)の期間は、メルローが14日間、サンジョヴェーゼが18日間です。
その後、フレンチオーク樽(新樽比率70%)で18か月間熟成させます。メルローはバリック(225L)、サンジョヴェーゼはトノー(200L)の樽を使用しています。
熟成後、メルローとサンジョヴェーゼをブレンドし、さらにコンクリートタンクで4か月間落ち着かせてから瓶詰めします。アルコール度14.53%。
■カステッロ・ディ・フォンテルートリについて
マッツェイを手掛ける「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」は、1435年に創設され、マッツェイ家によって運営されているイタリア/トスカーナを代表するワイン生産者です。トスカーナ/キャンティ・クラシコに自社畑を所有し、600年以上にわたり高品質なワインを生産してきました。
現在、24代目当主である兄フィリッポと弟フランチェスコの兄弟が、共同でCEOを務めています。彼らの父であるラポ・マッツェイ氏は、20年間にわたり、キャンティ・クラシコ協会の会長を務め、キャンティ・クラシコの品質向上とブランド価値の向上に多大な貢献をしました。
カステッロ・ディ・フォンテルートリが生み出すワインは、それぞれ異なる個性を持ちながらも、一貫して「エレガンス」という特徴を備えています。この「エレガンス」は、マッツェイ家の伝統として現当主の兄弟にも大切に受け継がれています。
代々守り続けてきた土地への敬意を胸に、さらに上質で洗練されたワイン造りを追求し、マッツェイ家はトスカーナのテロワールの魅力を未来へ力強く伝え続けていきます。
基本情報
英語名 |
Mazzei Fonterutoli Siepi[2018] |
生産地 |
イタリア/トスカーナ/キャンティクラシコ |
生産年 |
2018 |
生産者 |
マッツェイ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
サンジョヴェーゼ50%、メルロー50% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:95点ワイン・スペクテイター:94点ジェームス・サックリング:97点、ヴィノス:97点、デカンター:95点 |