商品情報
メリーヴェールのシャルドネには、明るい酸味、香ばしい塩味、幾層にも折り重なる複雑性、豊満な果実味など、カーネロスのシャルドネに含まれる全ての要素がこのボトルに集約されています。
■テイスティング・コメント
香りはレモンカスタードにパイナップル、トーストの弾けるアロマ。味わいは、活き活きとした新鮮さを持ちながら、多層的で複雑なワインとなっています。自然な酸味を残しながら適度なリッチさをワインに与えている味わいは、カーネロスのシャルドネの典型的なスタイルです。その構造とわずかな塩味がブルゴーニュのシャルドネを彷彿とさせてくれます。
■畑について
自社畑スタンリー・ランチ(84%)をメインに、ハイド・ヴィンヤード(16%)のブドウをブレンドしています。
■ヴィンテージについて
2019年は生育期の冬は雨の多い季節でしたが、春は穏やかで、夏も熱波などの被害もなく長く暖かい季節となりました。夏の午前中に立ち込める霧は果実のフレッシュさと繊細さを保ち、穏やかで長い生育期が素晴らしい色合いとソフトなタンニンを引き出してくれました。全体として並外れた果実味、明るい酸、しっかりとした口当たりの素晴らしいヴィンテージとなりました。
■醸造について
サン・パブロ湾に近接した冷涼な畑から厳選されたブドウを使用しています。全房圧搾を行い、野生酵母を使用して発酵、攪拌は最小限に抑えています。熟成はフレンチオーク樽80%(新樽40%)、ステンレスタンク20%にて11カ月間熟成させています。アルコール度13.5%。
■メリーヴェールについて
メリーヴェールの前身サニー・セントヘレナ・ワイナリーは、禁酒法の廃止後にナパで一番最初に創業した象徴的なワイナリーで、長い歴史の中で数々の著名な生産者がここでワインを生産しました。
「メリーヴェール」は、ビル・ハーラン(ハーラン・エステイト)、彼の不動産事業のパートナー、ロビン・ダニエル・レイル(元ドミナスの共同経営者、現レイルヴィンヤードオーナー)が立ち上げました。現在に至るまで、ビル・ハーランと共に仕事をする、ボブ・レヴィ、ドン・ウィーバー、ミシェル・ロランもここで出会いました。
1991年に現オーナーのシュラッター家が資本参加し、1996年には単独所有。ナパ・ヴァレー/セント・ヘレナ東斜面とカーネロスに自社畑を持ち、テロワールに向き合った堅実なワインを造り続けています。現在は、プロファイル・コレクション、メリーヴェール・ヴィンヤーズ、フォワード・キッド、スターモントの4つのブランドをナパ・ヴァレーとノースコーストの自社畑と契約畑から造り上げています。
基本情報
英語名 |
MERRYVALE MERRYVALE VINEYARDS Chardonnay Carneros Napa Valley[2019] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー/カーネロス |
生産年 |
2019 |
生産者 |
メリーヴェール ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
シャルドネ100% おすすめのシャルドネを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:91点ワイン・スペクテイター:90点 |