商品情報
2つの有名ワイン誌ジェームス・サックリングとヴィノスで「100点満点」獲得した希少なピノノワール!!
ワイン名のラッシェンは、ヘンリー・ラッシェン氏(1854-1937年)に由来しています。アメリカ西部の画家で、現在のハーシュ・ヴィンヤードの場所にあった牧場に住んでいました。昔の人は、この牧場をラッシェン・プレイスと呼び、ヘンリーの家は1954年までここにありました。
■生産者のコメント
このワインは、ラシェン・リッジ ピノノワールの特徴であるエネルギッシュで鮮やかなオレンジがかった赤い果実の風味に溢れています。
果実味は高貴で、凝縮感がありピュア。ラズベリーやストロベリーが、オレンジピール、レッド・ハイビスカス、ザクロ、月桂樹、アニスの香りと見事に調和しています。
口に含むと、アタックは豊かでシルキーであり、ラッシェン・リッジ特有のエネルギッシュなタンニンが感じられます。このワインは、すでに複雑な層を見せており、素晴らしい可能性を秘めています。
■栽培・醸造について
カリフォルニア/ソノマコーストのフォート・ロス・シーヴュー地区にあるハーシュ・ヴィンヤーズの自社畑内の畑(フィールド15、フィールド17)のブドウが使われています。
ラシェン・リッジの西端を歩くと、太平洋からの冷たい風が吹きつけ、霧がブドウの木の間に入ってきます。この場所では、尾根がまるでナイフの刃のように尖り、四方から自然の厳しい力にさらされています。ここで育つブドウの木は、ボディや力強さがあり、そしてエネルギッシュで活力があるワインを生み出します。
また、尾根を東端まで進むと、隠れたブドウ畑が現れます。まるで別世界のように、守られ、牧歌的で、静かなその場所です。この場所からはハーシュ全体が眼下に広がり、自分は秘密の庭に隠れているような感覚に包まれます。このブドウの木々は、繊細でありながら持続的で、複雑でありながらも魅力的な、まるで空気のように軽やかなワインを生み出します。
ラッシェン・リッジ ピノノワールは、これら二つの対照的な表現の幸せな融合です。これらはハーシュ全体を定義するサンアンドレアン断層の複雑性の縮図である、このラッシェン・リッジの中で共存しています。そして、このワインは、自信とエレガンス、官能性と複雑さ、喜びと興味深さを見事に融合させたものとして生まれます。アルコール度13.5%。
■ハーシュ・ヴィンヤーズについて
ハーシュ・ヴィンヤーズは、1980年にカリフォルニア州ソノマコースト西部、現在のフォート・ロス・シーヴュー地区において、初めてピノノワールを植えたパイオニアです。
創業当初から長らく、ブドウ栽培に専念しており、やがてカリフォルニアのトップ生産者(リトライ、ウィリアムズ セリエム、キスラー)にブドウを供給するようになると、他に類を見ないテロワールから生まれる「透明感・複雑さ・凝縮感」を兼ね備えた果実は、大きな反響を呼ぶことになりました。
その後、ハーシュ・ヴィンヤーズは自社ワイナリーを設立。2002年に初めてピノノワールをリリースして以来、栽培家としてのみならず、ワイナリーとしても高く評価され、ソノマコーストを代表する生産者のひとつとなっています。
全てのワインは自社畑のブドウを100%使用して造られています。ハーシュが所有する約30haの畑は日照量・地形・土壌などを考慮した上で、60以上ものブロックに細分化されており、個々に栽培から収穫・醸造まで行われます。この管理区分の細やかさは、フランス/ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区をも上回ります。
ブロックごとのケアには、当然コストも手間もかかりますが、それぞれに適した台木やクローン・灌漑などを選択することこそが、ワインの高い品質を維持する秘訣となっています。
基本情報
英語名 |
Hirsch Vineyards Pinot Noir Raschen Ridge Sonoma Coast[2021] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト/フォートロスシーヴュー |
生産年 |
2021 |
生産者 |
ハーシュ ヴィンヤーズ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ピノノワール100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ジェームス・サックリング:100点、ヴィノス:100点 |