商品情報
カリフォルニアの銘醸地パソ・ロブレス地区にあるベニート・ドゥージー農園に「1922年植樹されたジンファンデル100%」で造られる、濃厚な赤ワイン!
■生産者のコメント
深みのあるガーネットレッドの色合い。熟したチェリー、プラム、ストロベリージャム、そして、甘く香ばしいトーストしたオーク樽の香りが広がります。味わいには、ジューシーなチェリーの果実味、生き生きとした酸味、そしてピリッとしたスパイスが感じられます。
■栽培について
カリフォルニアのサン・ルイス・オビスポ郡パソ・ロブレスに位置する契約畑ベニート・ドゥージー農園の畑から収穫したブドウが使われています。
セントラル・コーストのブドウ栽培地域で唯一、リッジ・ヴィンヤーズがブドウを購入している畑です。初めて、この畑のワインを手掛けたのは1967年ヴィンテージで、歴史ある、この農園との関わりが始まりました。
この畑は、1922年にジンファンデルが植えられた特別な場所(約10ヘクタール)です。当時はアメリカで禁酒法が施行されてから、わずか2年後であり、法律でアルコール飲料の製造や販売が禁止されていた時代に、利益につながらず、リスクが大きい、ワイン用のブドウを植えたのは、とても珍しいことでした。
1924年に、シルヴェスター&カタリーナ・ドゥージー夫妻が、この畑を購入し、1940年代からは、その息子のベニートが所有者としてこの畑を耕作してきました。2019年、ベニートの逝去に伴い、現在、ブドウ畑の世話は甥のマイクに引き継がれています。
この歴史ある畑と共に紡がれる家族の物語が、ジンファンデルの特別な味わいを支えています。
■醸造について
最低限の人為的介入というリッジの哲学に沿って、すべての工程を行っています。
ブドウを手済みで収穫し、破砕・除梗後、天然酵母でアルコール発酵。発酵中、サブマージドキャップ方式(網で上から押さえつけて沈め、果皮と果汁の接触を良くする醸造方法)にて抽出を行い、マセレーション(醸し)を開始後、6日目に圧搾しています。
その後、樽熟成によってオーク風味を加えています。天日乾燥させたアメリカンオーク樽100%(1年使用樽37%、2年使用樽5%、3年使用樽58%)にて、12か月間熟成させています。天然乳酸菌でマロラクティック発酵100%。
醸造では、最小限の亜硫酸を添加。パッドフィルターで濾過し瓶詰めしています。アルコール度14.8%。
■リッジについて
リッジ・ヴィンヤーズは、カリフォルニアを代表する名門ワイナリーで、1986年より大塚製薬株式会社が保有しています。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。
リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
基本情報
英語名 |
Ridge Paso Robles Zinfandel[2019] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/サンルイスオビスポ/パソロブレス |
生産年 |
2019 |
生産者 |
リッジ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
ジンファンデル100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・スペクテイター:93点ジェームス・サックリング:94点、ジェブ・ダナック:92点、ヴィノス:91点、ワイン・エンスージエント:91点 |