商品情報
TD-9は、これまではレッド・ブレンドとして販売されていましたが、2021年より、スタッグス・リープすぐ南の自社畑と、ナパ・ヴァレー内の厳選された畑のカベルネソーヴィニヨンを主体としたワインへとリニューアルされました。
TD-9と言う名前は、ワイナリー立ち上げ当時からジョン・シェーファー氏(故人)が、長年愛用していた初代トラクター「TD-9」に、敬意を表して名付けられています。
■生産者のコメント
最初のヴィンテージとなるカベルネ・ソーヴィニヨンとしてのTD-9は、フレッシュなブラックチェリー、カシス、レッドプラム、タイムとバラの花びらに、ココアの魅力的な香りと風味が、グラスいっぱいに広がります。豊かで口の中を満たす、この2021年は、この先、何年も楽しめるような複雑さと骨格を備えています。
■栽培について
カリフォルニア/ナパ・ヴァレーの南部山麓、スタッグス・リープ・ディストリクトの南に位置するエステート・ヴィンヤードと、ナパ・ヴァレーの厳選された畑から収穫されたブドウを使用しています。
■醸造について
227Lのフレンチオーク樽(新樽100%)で20ヶ月熟成をおこなっています。アルコール度15.3%。
■シェーファーについて
出版業界での華やかなキャリアを捨て、ジョン・シェーファー氏(故人)がナパ・ヴァレーのスタッグス・リープ・ディストリクトのヒルサイドに、シェーファーを創立したのが1972年のことです。
ワイン造りなどまったく知らなかったジョン氏は、ワイン・メイキングの本を片っ端から読む事から始め、理想のワインを目指しました。その後、醸造学を学んだ長男のダグ・シェーファー氏、現在敏腕ワインメーカーとして腕を振るうイライアス・フェルナンデス氏が加わり、その品質は揺るぎないものとなります。
シェーファーで造るワインの味わいは、いわゆるモダンスタイル。複雑で重厚感のある、その風味を霧と冷たい海風がもたらすスタッグス・リープ・ディストリクトの冷涼な気候が骨格となって支えています。
トップ・キュヴェでもある「ヒルサイド・セレクト」が有名ですが、シラーが主体の「リレントレス」がワイン・スペクテイター誌の「世界のベスト100ワイン」において堂々の一位となるなど、近年、ますますその品質に磨きがかかっています。疑いなくナパで最も成功しているワイナリーのひとつです。
2022年 韓国企業Shinsegae Propertyの傘下となりましたが、ダグ・シェーファー、醸造長イライアス・フェルナンデスは、ワイナリーに残り、最高のワイン造りに力を注いでいます。
基本情報
英語名 |
Shafer Cabernet Sauvignon TD-9 Napa Valley[2021] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー |
生産年 |
2021 |
生産者 |
シェーファー ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
品種 |
カベルネソーヴィニヨン76%、メルロー11%、プティヴェルド10%、マルベック3% おすすめカベルネソーヴィニヨンを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:91点ワイン・スペクテイター:93点ワイン・エンスージアスト:95点、ジェブ・ダナック:94点、ジェームス・サックリング:93点 |