商品情報
「涼風」は、太平洋からカリフォルニア/ロシアン・リヴァー・ヴァレーに向けて吹き込む、冷たいそよ風に由来します。この涼風が周囲の気温を下げ、この地域ならではの霧と砂質ローム土壌とともに、理想的な生育条件を生み出しています。
■生産者のコメント
淡い黄金色の色調。富士リンゴ、ナツメグ、ハチミツ、オレンジの果皮など果実味豊かな香りを持っています。涼風 シャルドネはフルボディで、熟したストーンフルーツ(核果)、レモン・クリーム、マジパンのふくよかな味わいがあります。フィニッシュには強い酸を感じます。2029年頃まで楽しめるワインです。
■栽培について
2021年の涼風シャルドネは、ソノマにあるハインツ・ランチ(48%)、サービィ(36%)、モレリ・レーン(16%)の3つの畑のブドウを使用しています。
「ハインツ・ランチ」は、オクシデンタルの町のすぐ東、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのグリーン・ヴァレーの西端に位置しており、チャーリー・ハインツが1982年に植えたシャルドネの同じブロックを、2003年以来購入し続けています。フリーマンが扱うブドウの木の中で最も古いものです。
「サービィ」もチャーリー・ハインツが所有しており、フリーマンの南西、オクシデンタル・ロード沿いに畑があります。また、「モレリ・レーン」は2020年から取り入れた畑で、ダットン家が所有しており、ハインツのすぐ北に位置し、事実上隣接しています。
■醸造について
ブドウは、樽で澱と共に発酵を行い、フレンチオーク樽(新樽12%)で10ヶ月間の樽熟成を行います。
■フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーについて
フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマンと、日本人の奥様のアキコによって、2001年に設立されました。
フリーマンが設立された2000年代は、カリフォルニアでは果実味たっぷりのワインが生産され消費されていたブームの真っ只中ですが、彼らは、そんなトレンドに影響されることなく、有機農業を基本としながら、バランスが取れた上品なワインを醸造するという自分達の信念を貫いています。
結果、フリーマンのワイン・スタイルはカリフォルニアはもとより、世界からも注目を浴びるようになり、各国の著名なレストランのワインリストに採用されて、小さいながらも著名なブランドに成長しました。
2015年4月、安倍晋三元首相を招いて行われたバラク・オバマ元大統領のホワイトハウス公式晩餐会に、涼風シャルドネが供され、一躍脚光を浴び、2021ヴィンテージは、岸田首相とアメリカのカマラ・ハリス副大統領と国務長官との昼食会で3種類のフリーマンが再び使用されました。
基本情報
英語名 |
Freeman Ryo-fu Chardonnay Green Valley of Russian River Valley[2021] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー/グリーンヴァレーオブロシアンリヴァーヴァレー |
生産年 |
2021 |
生産者 |
フリーマン ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
品種 |
シャルドネ100% おすすめのシャルドネを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ヴィノス:94点、ワイン・エンスージアスト:94点 |