オーベールがソノマコーストの自社畑ローレン・ヴィンヤードから造る、希少なシャルドネ!!
■生産者のコメント
2023年のローレンは、古木、グラン・クリュに匹敵するテロワール、そして理想的な生育条件が揃ったことにより、完成度の高い一本に仕上がっています。
軽やかさと奥行きのある力強さが絶妙に調和し、しなやかなエレガンスと豊かな凝縮感を兼ね備えています。リンゴオイル、スイートアリッサム(白く可憐な香りの花)、カルダモン、湿った石や土の香りといった複雑なアロマが穏やかに広がります。熟した大ぶりの果実の風味は、ピンと張りつめた酸に支えられ、緊張感と表現力に満ちた印象的な余韻をもたらします。10~15年以上の熟成を経て、さらに複雑さを深めていくことが期待されます。
わずかに靄がかったように見えるのはノンフィルターの証。旨みをそのままに、オーベールのこだわりが反映された1本です。
■栽培について
ローレン・ヴィンヤードは、これぞグラン・クリュと言うべき、類いまれなる自社畑は、ソノマ・コーストのフォレストヴィルを見渡す小さい丘の上にあります。畑名のローレンは一人娘の名から命名しています。
石混じりのゴールドリッジ土壌に1エーカー(0.4ha)につき、1400本の密植栽培でサスティナブル管理され、オールド・ウェンテ、マウント・エデン、ハドソン、コルトン・シャルルマーニュの4つのクローンが、類いまれなる美質を持つ葡萄を生み出しています。樹齢(1999年植樹)が高くなるにつれ、力強さ、凝縮感が増してきています。
■醸造について
深夜まだ涼しいうちに収穫し、5-6時間以内に樽に入ることをターゲットしています。冷蔵車で直ちにワイナリーに持ち込み、選果・圧搾の後、フレンチオーク樽(新樽約80%、1年使いの樽20%)に入れ、ゆっくりと健全な発酵を進め、約10ケ月かけて、第一次と第二次発酵(自然酵母100%、マロラクティック100%)を行います。
澱が自然に沈殿することを待ってから、樽をセレクトしてステンレス・タンクに移し、4-5か月間、落ち着かせ、毎年12月に、人工的な清澄無し、フィルター無しでボトリングしています。発酵・熟成期間(樽とタンク)は約15か月となっています。
■オーベールについて
マーク・オーベール氏は、25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍してきました。ピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなど、名実ともに有名なブランドを手がけ、その実力を認められています。
オーベール・ワインズは1999年に設立され、2010年には自社の醸造設備を構えました。現在、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストにある単一畑から、シャルドネとピノ・ノワールを生産しています。
マーク・オーベール氏が追求するシャルドネは、100%フレンチオーク樽で発酵・熟成(高い新樽率)させた贅沢なフルボディでありながら、バランスがとれたフィネスとエレガンスを体現するワインです。そのスタイルは、マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置しています。
- Aubert Chardonnay Lauren Estate Vineyard Sonoma Coast[2023]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- シャルドネ100%
- 750ml