高すぎないアルコールと果実感。ドライクリークヴァレーらしい赤いベリーの風味と後味を引き締めるタンニン。樽の風味も強すぎず、バランスの良い風味。
遠い昔シエラ・ネバダ山脈から流れ込んできた土砂によってできたデルタ地帯は伝統的なブドウ栽培地であり、100年以上の古樹が今も並ぶ。高すぎないアルコールと果実感。ドライ・クリーク・ヴァレーらしい赤いベリーの風味と後味を引き締めるタンニン。樽の風味も強すぎず、バランスの良い風味。契約畑/発酵:ステンレスタンク熟成:フレンチオーク(古樽)にて14ヶ月
■ワイナリーについて
UCデイヴィスで学び、ファー・ニエンテ、シュラムスバーグなどカリフォルニアの著名ワイナリーで修業を積んだマイケル・ダッシュはその後クラウディ・ベイ、Ch.・ラフィット・ロートシルトのラボで経験を重ね、帰国後リッジにて名匠ポール・ドレイパーのアシスタントワインメーカーを務めた輝かしい経歴を持つ。一方妻のアンはボルドー大学で学び、Ch.・ラ・ドミニクで伝統的なワイン造りを学んだ。そして彼らは出会い、結婚し、カリフォルニアにて自らのワイナリーを立ち上げた。ブドウの熟度は過熟ではなくあくまで適熟。そして樽の風味を極力付けないよう大樽など伝統的な手法を応用し小ロットで仕込む。発酵は野生酵母、濾過やオリ引きはまったく、もしくはほとんど行わない。彼らのジンファンデルはパワフルではなく、あくまで食事にマッチするエレガントなスタイル。ラベルの猿と魚は違う土壌で育った2人が協力している様を示す。2018年にはマイケルの出身大学の後輩に当たるルネー・カルデロンがワインメーカーを務める。(2013年からDashe Cellarsにて従事)
- Dashe Delta Reds California[2017]
- アメリカ/カリフォルニア
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- カリニャン42%、ムールヴェードル18%、テロルデゴ16%、タナ5%、ジンファンデル5%、バルベーラ2%、プティットシラー2%
- 750ml