ニュージーランドを代表する造り手のひとつ、ベル・ヒルの希少なピノノワールです。
■輸入元のコメント
魅力的で奥行きのあるスパイシーな香りが立ち上ります。艶やかで、ブレザオラ(牛肉の生ハム)を思わせるような野性味もあり、ワインのコアには凝縮されたエネルギーが宿っています。ピンと張りつめた緊張感、深遠さ、そして凄まじいほどのミネラル感。軽やかな塩味が加わることで、否が応でも唾液を誘います。
イチゴ、ラズベリー、グロゼイユといった可愛らしい赤い果実味もありますが、生産者自身が「真の姿を見せるのは何年も先」と語るほど、長期熟成のポテンシャルを強く感じさせる1本です。
■栽培について
ニュージーランド/カンタベリーにあるベル ヒル・ヴィンヤードの区画Shelf(シェルフ)、Shelf West(シェルフ・ウエスト)、Quarry(クォーリー)の自根と10/5クローン、RoadBlock(ロードブロック)、The Slope(ザ・スロープ)が使われています。
■醸造について
ブドウの大部分は除梗していますが、区画「The Slope」は100%全房発酵、区画「Quarry」の10/5クローンについては35%が全房発酵となっています。すべてのロットはコールド・マセラシオンを経てアルコール発酵を行い、さらに一定の発酵温度を保ったままポスト・マセラシオンも行われています。各バッチのスキンコンタクト期間は27~30日間です。
バスケットプレスの後、ワインはフレンチオーク樽で12カ月間熟成。その後、澱引きを行いながら、各樽のワインをステンレスタンクでブレンドし、さらに8カ月間のタンク熟成を経ています。過去20年にわたり少しずつ開墾を続けてきた成果として、15樽分(4167本)が瓶詰めされました。アルコール度13.5%。
■ベル・ヒルについて
ベル・ヒルは、1997年にオーナー夫婦のマーセル・ギーセンとシェルウィン・ヴェルデゥイゼンによって、ニュージーランド/ノース・カンタベリーのウェカ・パス地区に創立された極小のブティック・ワイナリーです。ベル・ヒルの造るワインは、メーリングリストだけで完売してしまうワイン・ラヴァー垂涎の的であり、同時にニュージーランドだけでなく世界で最も渇望されている存在なのです。
- Bell Hill Pinot Noir[2020]
- ニュージーランド/カンタベリー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口
- ピノノワール100%
- 750ml